津輕辰彦プロがクランクベイトの使い所を解説!!
ノリーズ(NORIES)公式YouTubeチャンネル noriesecogearmovie にて『【ノリーズ・津輕辰彦】クランクベイトの使いドコロを徹底解説【新利根川】』が公開されています。
津輕辰彦プロがクランクベイトの使い所を解説!!
ショットフルサイズ
クランクベイトは急激に潜航するタイプと緩やかに潜航するタイプが存在しています。
そんな中、ショットフルサイズは急激に潜航するタイプで、このようなタイプのクランクベイトは浅いレンジから深いレンジまで攻略することができます。
なので、津輕プロは魚のレンジが分からない状況でこのタイプのクランクベイトを使用していました。
また、ショットフルサイズはタイトアクションなので、早巻きでリアクションバイトも獲ることができます。
足元まで
新利根川やリザーバーなどブレイクが重要なフィールドでは、魚がピックアップする際にバイトすることがあるので、足元まで集中して巻きます。
ロッドワークでレンジコントロール
クランクベイトはロッドを立ててトレースするとラインの引っ張る角度を変えることが出来るので、クランクベイトのトレースレンジを変えることが出来ます。(津輕プロが調べた所ロッドを立てた状態と下げた状態だと1mほどレンジが変わるそうです。)
晴天無風
津輕プロは8年間ほどハードベイトだけで釣りをしているそうですが「晴天無風だとスピナーベイトやクランクベイトを追ってくれない」そうです。
しかし、クランクベイトはスピードでリアクションバイトを獲ることが出来るので、晴天無風だとクランクベイトの出番が増えるそうです。
早巻きの注意点
早巻きの時はクランクベイトが真っ直ぐ泳ぐことが大事です。
なので、もし傾いて泳ぐ場合はラインアイを泳ぎがズレる方向の逆に曲げて微調整します。
また、早巻きの場合はミスバイトすることも多いので、なるべく柔らかいロッドがおすすめです。
津輕プロは『ロードランナーヴォイス HB630LL』を使用していました。
潜航角によるローテーション
津輕プロが考える一番ベーシックなクランクベイトの使い分け方が”潜航角による使い分け”です。
ショットフルサイズに代表される急潜航タイプのクランクベイトは多彩な攻めでバスを誘えます。
コンプリートスクエアに代表される潜航角度の浅いタイプのクランクベイトは、レンジキープがしやすいので浅いレンジをキープして泳がせることが出来ます。
この2つのタイプを使い分けることで、様々なシチュエーションにアジャストさせることが可能です。
コンプリートスクエア
コンプリートスクエアは潜航角度が浅くゆっくりと潜るタイプのクランクベイトですが、そこに太めのナイロンライン(14lb)を使用することでより潜航深度を浅くすることができます。
さらに、少し硬めの『ロードランナーヴォイス LTT650M』を使用することで、ロッドを立てた状態でトレースしてもクランクベイトを潜りにくくさせることが出来ます。
こうすることで、浅いフラットに魚が居る場合にスムーズにクランクベイトをトレースできます。
クランクベイトとスピナーベイトの違い
クランクベイトは巻くと潜って、止めると浮きます。
それに対して、スピナーベイトは巻くと浮き、止めると沈みます。
なので、スピナーベイトはスローに引くのもハイスピードに引くのにも限界があります。
しかし、クランクベイトはリトリーブスピードを上げても下げてもしっかりと泳いでくれます。
そして、もう一つのクランクベイトとスピナーベイトの違いが「ルアーパワーの違い」です。
スピナーベイトとクランクベイトを比べるとシルエットやボリュームはスピナーバイトの方が大きいです。
さらに、スピナーベイトの方がブレードやスカートなどルアーの要素が多いので、ルアーパワーはスピナーベイトの方が強いです。
クランクベイトのアプローチ方法
クランクベイトでブレイクにアプローチする方法は2つあります。
まず一つ目が、ボートポジションを沖側にとって浅い側にアプローチして、斜めにブレイクラインを切る方法です。
もう一つが、浅い側にボートポジションをとって、沖に向けてクランクベイトをアプローチする方法です。(この方法だとベイトがブレイクに追い詰められる様子をイミテートすることが出来ます。)
クランクベイトの根掛かり対処法
クランクベイトが根掛かりしてしまったら、まずラインを緩めます。(完全にスタックしていなければシェイクしながらゆっくり引くのもいいそうです。)
もし取れなければラインを張って緩めてを繰り返します。
それでも取れなければ回収機でルアーを回収します。
(根掛かりしてしまった場合に一番やってはいけないのが強く引っ張ることです。強く引っ張るとフックが完全に刺さってしまうので注意が必要です。)
津輕辰彦プロのインスタグラムはこちら
津輕辰彦 タックル
津輕辰彦 クランクベイト タックル
ロッド : ロードランナーヴォイス HB630LL(ノリーズ)
リール : カルカッタコンクエスト 101(シマノ)
ライン : フロロマイスター 12lb(クレハ)
ルアー : ショットフルサイズ(ノリーズ)
津輕辰彦 クランクベイト タックル
ロッド : ロードランナーヴォイス LTT650M(ノリーズ)
リール : メタニウムMGL(シマノ)
ライン : スーパーGTR 14lb(サンヨーナイロン)
ルアー : コンプリートスクエア70(ノリーズ)
津輕辰彦 クランクベイト タックル
ロッド : ロードランナーヴォイス HB680L(ノリーズ)
リール : カルカッタコンクエスト 101(シマノ)
ライン : フロロマイスター 12lb(クレハ)
ルアー : ショットオーバー2(ノリーズ)
津輕辰彦 クランクベイト タックル
ロッド : ロードランナーヴォイス HB640ML(ノリーズ)
リール : メタニウムMGL(シマノ)
ライン : フロロマイスター 14lb(クレハ)
ルアー : ショットオメガビッグ 62(ノリーズ)
津輕辰彦 クランクベイト タックル
ロッド : ロードランナーヴォイス HB511LL(ノリーズ)
リール : カルカッタコンクエストBFS HG(シマノ)
ライン : フロロマイスター 10lb(クレハ)
ルアー : ワーミングクランクショット(ノリーズ)