川村光大郎プロが24スティーズSC C69MH キングバイパーをインプレ!!
ダイワ(Daiwa)公式YouTubeチャンネル Ultimate BASS by Daiwaにて『川村光大郎 が語るSTEEZ ROD 【24STEEZ SC KINGVIPER】|Ultimate BASS by DAIWA Vol.633』が公開されています。
ダイワ/24スティーズSC C69MH キングヴァイパー
キングバイパー
前作18キングヴァイパーはヘビーパワーのロッドでしたが、24キングヴァイパーはミディアムヘビーパワーを採用しています。
これは、川村プロが10g未満のラバージグやテキサスリグを扱っていると多くの場面で18キングヴァイパーだと少しオーバーパワーだと感じていたからで、この一番使用頻度が高い10g未満の撃ち物を最も扱いやすいようにする為にミディアムヘビーパワーが採用されています。
しかし、パワーをワンランク落とすとキングヴァイパーらしいパワフルさが損なわれてしまいその微調整に1年以上の歳月が掛かってしまいました。
また、18キングヴァイパーはヘビーパワーなので穂先まで太く作られており、繊細さと操作感が損なわれていましたが、今作では繊細さと操作感をしっかりと持たせることに成功しています。
レングス
18キングヴァイパーは6フィート11インチでしたが、キャストのしやすさを考えて今作は6フィート9インチに短くなっています。
テーパー
18キングヴァイパーと同じく深く曲げるとスローテーパーになるように作られています。
ティップセクションは硬さを持たせて重いルアーも扱いやすくなっており、バットセクションには3DXを搭載して曲がるが復元力を強く作っています。
負荷を掛けると途中まではレギュラーからスローテーパーですが、強く掛けるとバット部分まで曲がるスローテーパーに仕上げられています。
ピッチング
ピッチング時にティップが入るタイプのロッドだと少しの力加減でタイミングがズレることがありますが、24キングヴァイパーは均一なテーパーなのでキャストミスが少なくスパッと振り切ることができます。
また、力を込めなくても低弾道でアプローチすることが可能なので着水音も抑えてくれます。
扱えるルアー
24キングヴァイパーはテキサスリグやバックスライドリグ、ラバージグなどの撃ち物はもちろんのことフロッグや2ozクラスのビッグベイト、大型トップウォーター、マグナムクランク、ビッグスプーンも扱うことができます。
ラインの太さ
18キングヴァイパーはラインを14lbにするとロッドパワーが勝ってしまうのでアワセ切れの心配がありましたが、24キングヴァイパーはミディアムヘビーパワーで作られているので14lbも扱うことが可能になっています。(18キングヴァイパー=16~20lbに対応、24キングヴァイパー=14~20lbに対応)
近年のカバー撃ち
近年のカバー撃ちでは、ロッドとラインは強いがアプローチするルアー(テキサスリグ3.5gや高比重ノーシンカーなど)は軽いことが多いです。
すると、ヘビータックルだが軽めのルアーも扱いやすい24キングヴァイパーのようなロッドが必要になります。