川村光大郎プロが21スティーズロッドを紹介!!
ダイワ(Daiwa)公式YouTubeチャンネル Ultimate BASS by Daiwaにて『BRAND-NEW STEEZROD 川村光大郎|Ultimate BASS by DAIWA Vol.310』が公開されています。
スティーズSC ライトニング66 C66ML-G
ライトニング66
ライトニング66は、7g前後から20g前後のルアーまでを快適に扱うために開発されました。
特徴は、SVFグラスに低弾性カーボン(Low Modulus)を採用していることで、全て低弾性カーボンだと低反発で細身に仕上がってキャストフィールが良く 引き抵抗の軽いタイト系のプラグとの相性がいいですが、どうしてもティップの張りがグラスと比べると出てしまいます。
さらに、全て低弾性カーボンだとルアーの扱える範囲が狭く、シャッドクランクを引ける設定にすると引き抵抗の大きいクランクベイトになるとどうしても負けてしまいます。
その点グラスの方が硬めに作っても曲がるので軽いルアーをキャストができ、アクションの強いクランクベイトを扱っても引き抵抗を吸収してくれるのでアングラーが楽に巻くことが出来ます。
しかし、逆にタイトアクションのプラグを巻くとルアーのアクションを感じ取ることが出来ませんでした。
そこで、SVFグラスに低弾性カーボンを採用することで「扱えるルアーの範囲が広く」「引き抵抗が小さくても感じ取れ」「引き抵抗が大きくてもアングラーの負担が少なく」作ることが出来ました。
フィネスなルアー
以前、川村プロがプロデュースしたブラックレーベルプラス 661MLFBはLow Modulus(低弾性カーボン)ではなかったので、少し硬く仕上がっていました。
当時の使っていたルアーからよりフィネスなルアーへの対応が必須になったので、今回のライトニング66はLow Modulusを採用して軽いルアーでもキャストしやすく仕上げてあります。
X45 フルシールド
キャスト時にネジレがない”X45 フルシールド”が採用されているので、ロッドを持ち替えた一投目からキャストを決めることが出来ます。
グラスの巻き感を残しつつカーボンロッド並みにキャストが決まるロッドです。
グリップ長
グリップの長さは、取り回しが良い長さで作られています。
なので、レインウェアや防寒着を着用した状態でもキャスト時にグリップが邪魔になりません。
それでいて、ダブルハンドでキャストしてもグリップの長さが足りている丁度いい長さです。
スティーズSC ファイアフラッシュ S64L-SV・ST
ファイアフラッシュ
ファイアフラッシュはキングボルト Fスペックをベースに作られています。
キングボルト Fスペックのテーパーは、表記的にはファストテーパーですが、曲がりこむとレギュラーテーパーのように深く曲がります。
このキングボルト Fスペックのテーパーを元にファイアフラッシュは作れていますが、キングボルト Fスペックはチューブラーティップなので、ティップの張りが強すぎてシェイクでボトムを引く際に引っ張りすぎてしまいました。
さらに、シャッドテールワームを巻いている際にバスが喰って反転するとティップの張りが出てしまい食い込ませられないこともありました。
そこで、このファイアフラッシュには”ソリッドティップ”が採用されています。
これにより、ティップが重くなるので糸フケを出したシェイクを行いやすく、低反発になるのでボトムの起伏にスタックさせやすく 喰い込みを良くしています。
バーサタイルとソリッドティップ
ソリッドティップは特化したロッドにはいいですが、どうしても先調子になってしまうので、ロングキャストがしにくく幅広いルアーウェイトにも対応できません。
このファイアフラッシュは「感度がよく」「軽く」「反発力の強い」”SVFコンパイルX”を生かしつつ、ティップだけは「反発力が弱く」「喰い込みが良く」「モノに絡めやすい」ソリッドティップを採用。
この2つの相反する性質の素材を淀みのない綺麗なテーパーでつなぐことによって、キャストがしやすく幅広いルアーに対応したロッドに仕上がりました。
中弾性ソリッド
中弾性ソリッドを採用したことにより、シャッドプラグやシンキングスイッシャーといった釣りでもバスが反転する間を作り出し、喰い込みがよくなっています。
さらに、ワーミング時においてもラインスラックを出したシェイクがしやすく、ボトムの変化にリグを留めることが出来ます。
ブランクのカラー
ブランクスのカラーは、室内等の暗い状態だとシックな色合いですが、太陽光を反射すると鮮やかなレッドとブラウンとパープルの中間色が出ます。
グリップ
ベースとしてライトリグは軽く持ちます。その状態でもフィットして滑らない、どのような持ち方でも手にフィットする新設計グリップが採用されています。
エンドグリップは角がない設計で、さらに上面はフラットになっているので、ファイト中に腕にフィットしてくれます。
また、リールシートの膨らみや継ぎ目も負荷がかかっても気にならない設計になっています。
フックハンガー
キングボルト Fスペックのフックハンガーはセパレートに取り付けられています。
これは、リールより前にフックハンガーを取り付けるとラインが引っかかる為でした。
しかし、ダブルハンドでキャストする際に手が当たって気になることがありました。
そこで、ファイアフラッシュはフックハンガーをグリップの前に斜めに取り付けています。
これにより、ラインが絡むことがなく、指も当たることがありません。