並木敏成プロがスティーズ グレイゴースト66&マシンガンキャスト タイプLVを紹介!!
ダイワ(Daiwa)公式YouTubeチャンネル Ultimate BASS by Daiwaにて『【STEEZ GRAY GHOST66】「への字テーパー」と「マルチテーパーデザイン」の融合|Ultimate BASS by DAIWA Vol.510』が公開されています。
スティーズ S66UL ”グレイゴースト66”
グレイゴースト66
グレイゴースト66は、並木プロの経験を持って理詰めで「いいな」と思える仕上がりになったロッドです。
6フィート6インチのウルトラライトパワーと万能なスペックで、ULですがシャッキリ感のあるULなのでライトアクションに近いイメージで扱うことができます。
ミドストやホバストの釣りはノー感じな釣りでしたが、このグレイゴースト66によって確かな使用感を持つことが可能になっています。
ヘの字テーパー
ソリッドティップを採用した船用のキス竿は、先端からキレイに曲がるテーパーで、これを”の”の字テーパーと呼んでいます。
このような”の”の字テーパーは食い込みに優れているのが特徴ですが、キャストアキュラシーが出にくく、感度が落ちてしまい、さらにワームをロールアクションさせる操作にも向いていません。
なので、通常のミドストロッドはシェイクした際にロッドが振れやすいように中弾性ブランクを採用しているモデルが多かったです。
しかし、グレイゴースト66は敢えて高弾性ブランクを採用して高感度を手に入れ、それでいて”ヘ”の字テーパーを採用することでミドスト・ホバストの操作も可能に仕上げています。
また、への字テーパーを採用したことにより、操作している状態でも食い込みが良く、手感度に優れているのでリグの状態やバイトを明確に感じ取ることができます。
おすすめリグ
ミドスト・ホバスト以外にもダウンショットリグやシャッドプラグ、小型ミノーにおすすめです。
ミノーやシャッドプラグをトゥイッチやジャークでダートさせる時にへの字テーパーが活躍して、キレのあるアクションを引き出すことができます。
スティーズ C66ML ”マシンガンキャスト タイプLV”
マシンガンキャスト タイプLV
マシンガンキャスト タイプLVのLVは「ライト級のルアーをバーサタイルに扱える」という意味で、マシンガンキャスト タイプⅠは”の”の字テーパーを採用したモデルでしたが、マシンガンキャスト タイプLVは”へ”の字テーパーを採用しているので、ティップがタイプⅠよりも強いのが特徴です。
レングスは6フィート6インチとボートからおかっぱりまで様々な状況に対応できるレングスが採用されています。
スピニングタックルで扱うようなプラグ系からベイトフィネスで扱うようなワーミング、小型のワイヤーベイトに適したモデルです。
ワイヤーベイト
柔らかすぎない”へ”の字テーパーを採用しているので、軽めのワイヤーベイトも扱うことが可能です。
スピナーベイトのウェイトは、1/4oz・5/16ozが最適で3/8ozもなんとか扱うことができます。
また、”の”の字テーパーだとティップが曲がりっぱなしでブレードの回転が伝わりにくく、水中のゴミやウィードを拾った時に煽っても外すことができませんが、”へ”の字テーパーだと感度が高いのでブレードの回転をしっかりと捉えることができ、水中のゴミやウィードも煽って外すことができます。
アキュラシーキャスト
穂先からキレイに曲がる”の”の字テーパーだと、キャスト時に軽いルアーと重いルアーで曲がるセクションが変わってしまうので、ルアーウェイトを変えるとキャストアキュラシーが落ちてしまいます。
しかし、マシンガンキャスト タイプLVは”へ”の字テーパーを採用しているので、ルアーのウェイトが変わっても曲がるセクションが比較的変わらないので、キャストアキュラシーを落とさずにルアーウェイトを変えることができます。