メタルバイブ オーバーライドの使い方を紹介！！

ダイワルアーキャッチャー (ルアー回収機、プラグ専用)(5)

メタルバイブレーション

メタルバイブレーションは、コンパクトながらも自重があるので飛距離を出すことができるルアーで、今まで狙うことができなかったバスまでアプローチできるのが特徴です。

さらに、水を受ける面が少ないルアーなので、水中では速く複雑にアクションして、リアクションバイトを引き出すことが可能です。

オーバーライド

そんなメタルバイブレーションの一つである『オーバーライド』は、フォール時に左右にスライドしながらフォールするのが特徴で、より複雑なアクションをすることによって、バスに見切られにくいです。

また、立ち上がりが速いのも特徴で、遠投先でリフトさせてもすぐに手元へアクションが伝わってくれます。

スナップアイ

オーバーライドにはスナップアイが3つ設置されています。（3/16ozと1/4ozのスナップアイは2つ）

フロントアイ（頭側）にスナップを取り付けると水平姿勢を保ってくれるようになるので、速くルアーを巻くことができます。

リアアイ（尻側）にスナップを取り付けると垂直姿勢になるので、ゆっくり巻くことができます。

真ん中のアイはその中間に位置しているアイで、リフト＆フォールをする場合におすすめです。

リフト＆フォール

人気のエリアなので魚に口を使わせるのが難しいが、確実に魚が居る状況でおすすめのアクションが”リフト＆フォール”です。

やり方は、キャスト後に一旦ボトムまでメタルバイブをフォールさせます。

そして、ロッドでルアーを持ち上げて、フリーフォールさせます。

バイトはフリーフォール時に集中するので、次に持ち上げた時に違和感があったら魚の可能性が高いです。

消波ブロックの穴撃ち

霞ヶ浦水系でポピュラーなメタルバイブを使った消波ブロックの穴撃ちは、メタルバイブを消波ブロックの穴の中に入れて、リフト＆フォールする釣り方です。

やり方は、消波ブロックに入れてリフト＆フォールするだけですが、フォール時にテンションフォールさせるのかフリーフォールさせるのかによって、魚の反応が変わるのでどちらも試すのがおすすめです。

また、消波ブロックの中にルアーを入れる釣りなので、バイトがあったらシャープにアワセるのでなく、スイープ気味にアワセて魚を持ち上げます。

軽メタ

軽いメタルバイブレーションを使用して、ルアーをボトムに付けずに中層をシャクると中層に浮いたバスを釣ることが可能です。

やり方は、水面下15～20cmから始めて、2～3回シャクったら少しづつレンジを下げて行きます。

そして、初冬なら50～60cmほど沈めたら回収します。

これを繰り返してテンポ良く撃って行きます。

ロストを減らす

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メタルバイブレーションはフックが剥き出しになっているので、根掛かりすることが多いです。

なので、根掛かり回収機を使用するかラインを太くしてフックを伸ばして回収できるようにすることでロストを減らすことができます。

ウェイト別の使い方

オーバーライド 1/8ozは、軽メタやスピニングで使用する場合におすすめです。

オーバーライド 3/16ozは、ベイトフィネスでよく使用する重さで、北田プロは1/8ozと3/16ozを一年を通してよく使用します。

オーバーライド 1/4ozは、ただ巻きからリフト＆フォールと使い方の幅が広いウェイトです。

オーバーライド 3/8oz、1/2ozは、霞ヶ浦水系で使用する場合はただ巻きで使用することが多いウェイトで、バイブレーションでは届かないポイントや風が強い場合におすすめです。

カラー

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釣具のアングル

赤松健プロがPEラインによるメタルバイブレーションのセッティングを紹介！！

カラーは基本的にバスが食べているベイトのカラーに合わせます。（エビやゴリを捕食しているのならエビゴリ系、ワカサギを捕食しているならワカサギ系）

そんな中で、北田プロが万能色だと考えているのが”クラウン”で、水色や捕食しているベイトがわからない状況でも活躍してくれます。

低水温期や水がクリアな状況では”シルバーミラーシャッド”がおすすめです。

ギルが居る場合は”ツレスギル”がおすすめです。

濁りが入っている場合は”キンクロ”がおすすめです。

タックル

メタルバイブレーションは慣れればファストテーパーのロッドでも扱うことができますが、始めたての方はロッド全体が曲がってくれるスローテーパーのロッドがおすすめです。

リールのギア比は、消波ブロックや軽メタをする場合はハイギアがおすすめで、巻きで使用する場合はローギアがおすすめです。

北田朋也プロのTwitterはこちらを御覧ください。

タックル

北田朋也メタルバイブレーションタックル

ロッド : ベイトロッド 6’4″ M
リール : ベイトリールギア比 6.3:1
ライン : フロロカーボン 14lb
ルアー : オーバーライド 1/4oz（OSP）

細いPEラインでメタルバイブレーションを扱うとラインテンションの”緩急”を付けやすいのが特徴です。PEラインは伸びが少ないので、張りたい時に張れて緩めたい時に緩めることが出来ます。なので、メタルバイブレーションのリフト＆フォールと物凄く相性がいいです。さらに、メタルバイブレーションは遠くに飛ばせられるルアーですが

三宅貴浩プロがOSPのオーバーライドを徹底解説！！

オーバーライド

メタルバイブは、低水温期に他のルアーには反応しないような魚をリアクションで口を使わせることができるルアーです。

そんなメタルバイブの一つであるオーバーライドは、レスポンスが非常に優れているのが特徴で、リフト時にアクションするまでの時間が極めて短く、狭い範囲を繊細に釣ることが可能です。

さらに、オーバーライドはイレギュラーな”スライドフォールアクション”をしてくれます。

このスライドフォールアクションにはデメリットとメリットがあり、デメリットはフォール位置が不確かなので狙った位置にフォールしてくれないことです。

メリットはイレギュラーにフォールするのでスレやすいメタルバイブでもバスをスレさせにくいことです。

また、横向きにフォールするのでウィードに刺さりにくいのもメリットで、ウィードに乗せてステイさせてからリフトさせることでリアクションバイトを得ることも可能です。

オーバーライド使い所

オーバーライドは、バスの活性が下がって通常のワームやハードベイトには反応しなくなった状況で、リアクションで口を使わせることができるルアーです。（11～3月が基準です。）

もちろん、夏に水温の低いディープを速いテンポで探るのやバイブレーションプラグのように巻きで攻めるのにもおすすめです。

ウェイトの使い分け

オーバーライドには1/8oz（3.5g）、3/16oz（5g）、1/4oz（7g）、3/8oz（10g）、1/2oz（14g）のウェイトがラインナップされています。

三宅プロの使用頻度が高いウェイトが1/4ozと3/8ozで、迷ったらこの2つのウェイトから始めるのがおすすめだそうです。

ベイトが小さい場合やタフな状況の場合は1/8ozと3/16ozがおすすめです。（1/8ozはスピニングで使用）

遠投して巻きで使用したい場合は1/2ozがおすすめです。

通常のルアーだと深いレンジを探る場合ウェイトを重くしますが、メタルバイブは意外と軽いウェイトでも深いレンジを攻めることができます。

メタルバイブラインアイ

オーバーライド 1/8oz、3/8oz、1/2ozにはラインアイが3つ。1/4oz、1/16ozにはラインアイが2つ搭載されています。

一番前の”フロントアイ”はただ巻きで使用するアイで水平に近い姿勢で早巻きに適しています。

真ん中の”ノーマルポジションアイ”はオールマイティなアイで”リフト＆フォール”と”ただ巻き”どちらにも適している汎用性の高いアイです。

一番後ろの”リアアイ”はルアーが立ち姿勢になるので、スローにただ巻きしたい場合や移動距離を抑えたリフト＆フォールをする場合におすすめです。

2つしかラインアイが無いウェイトでリフト＆フォールさせる場合は”フロントアイ”を使用します。

リフト＆フォールのアクション方法

三宅プロが冬にオーバーライドのリフト＆フォールをする場合は小さくリフトさせることが多いそうです。

やり方は、まずキャストしてボトムまでフォールさせます。

そして、リフトはボトムを跳ねるようにアクションさせて、フォール中はラインを張らず緩めずのロッド角度にして、ルアーに合わせてロッド角度を下げて行きます。

このフォール中にラインを張りすぎるとオーバーライドのスライドフォールアクションが出にくくなり、逆に緩め過ぎるとラインがフックに絡まることがあるので注意が必要です。

また、魚が中層に浮いている場合やスライドフォールアクションを大きくしたい場合は、大きくリフトさせてフォールさせます。

カラー

ゴールド系カラーは濁った水でもアピールしてくれるカラーですが、ゴールド系カラーの中にもマット系とメッキ系があり、マット系はハイライトな状況におすすめで、メッキ系はローライトの状況におすすめです。

このように同じ系統のカラーでもマット系とメッキ系を光量によって使い分けるのも重要です。（水深が深い場所は光量が少ないので目立つカラーがおすすめです。）

また、ナチュラル系カラーはクリア・マッディともに汎用性が高いので、比較的水色に関わらず使うことができます。

フック

メタルバイブは多くの場合ダブルフックが使用されていますが、魚のバラシが多い場合はトレブルフックに交換することで、フッキング率を上げることができます。（根掛かりが多い場所はダブルフックがおすすめです。）

タックル

メタルバイブはバラしやすいルアーなので、柔軟性のあるロッドを使用することが多いです。

ウィードや障害物の近くでリフト＆フォールで使用する場合は、張りのあるロッドを使用した方がいいですが、上記の理由で低・中弾性のロッドを使用します。

硬さはL～Mクラスが基準で、ラインは8～10lbを使用することが多いです。

巻きとリフト＆フォールで使用したい場合は低弾性のMLクラスがおすすめです。

1/2ozを使用する場合は7フィート以上のMHクラスのロッドがおすすめです。

おかっぱりで使用する場合はロングレングスのロッドがおすすめで、ロングレングスのロッドを使用することでロングキャストと遠くでもしっかりと掛けることが可能になります。

1/8oz以下で使用する場合はスピニングタックルにPEライン 0.8号+フロロカーボン 8lbの組み合わせがおすすめです。

リールはリフト＆フォールで使用する場合は、糸フケを素早く回収できるハイギアリールがおすすめです。

晩秋から初冬におすすめ！！重レベルバイブブーストを紹介！！

遠投性能が抜群で、水深や地形を素早く知ることができる『レベルバイブブースト』は、この時期のバスが溜まっている場所を探すのにうってつけのルアーです。レベルバイブブーストやバイブレーションでは攻めにくい場所を攻めるのにおすすめなのは『ヘビーキャロライナリグ』です。この2つのルアーは、沖の魚が溜まりやすい水深や地形を

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