キムケンがオルトロスPEシリーズを紹介！！
よつあみの公式YouTubeチャンネル XBRAID ワイ・ジー・ケーチャンネル にて『Xambassador木村建太 バスフィッシングPEラインマニュアル』が公開されています。
木村建太プロがYGKのPEラインを紹介！！
PEラインの巻き方
木村プロがPEラインをベイトリールに巻く場合、今までは空転を防ぐためにダブルラップをしてテープでスプールに固定させていました。
しかし、『オルトロスPE WX8P-1』はユニノットでスプールに固定するだけで良く、さらにPEラインをスプールに巻く時は空転を防ぐためにテンションを強く掛けながら巻かなければいけませんが、このWX8P-1は指で摘んで巻くだけで良いそうです。
これは、通常のPEラインと違いWX8P-1の中にコアが入っているからで、このコアが入っていることによってラインの浮きなどを防いでくれています。
PEライン×バイブレーションのメリット
バイブレーションにPEラインを使うことによってより浅いレンジを高速で引くことが出来るようになります。（逆に沈めたい場合はフロロカーボンラインを使用します。）
さらに、PEラインならフロロカーボンラインだと諦めてしまうほどウィード（ササバモ）が水面直下まで伸びている状況でも使用することが出来ます。（ルアーにウィードが引っかかってもPEなら伸びが無いので素早く切ることができます。）
PEライン×バイブレーションの注意点
バイブレーションでPEラインを使用する場合はドラグを少し緩めにセッティングします。
これは、ドラグがガチガチだと大型のバスが来た場合にフックが伸びてしまうからです。（木村プロはドラグを緩めるうえにグラスロッドを使用しています。）
PEライン×ペンシルベイトのメリット
ペンシルベイトを使う場合ナイロンラインを使用する方が多いですが、ナイロンラインよりもPEラインの方が遠くでもしっかりとアクションさせることが可能で、さらに大型のバスが来てもしっかりとフッキングさせることが出来ます。（木村プロはPEラインを直結びしていますが、PEラインがフックに絡むようならナイロンラインをリーダーにしているそうです。）
PEライン×メタルバイブのメリット
メタルバイブをPEラインで使用することによって、飛距離や遠くでのフッキング率を向上させられるのはもちろんのこと、PEラインは浮くラインなので上からメタルバイブをリフトさせることができます。（フロロカーボンだと沈むので横に引いてしまいます。）
PEラインで使用するタックル
PEラインは強度面で非常にメリットがあるラインですが、伸びがない（XBRAIDのPEラインは製品により伸度3％～6％の間で設定されており、WX8P-1に関しては3％後半の伸度です。）ので、フロロカーボンやナイロンラインに比べてタックルに掛かる負荷が非常に強いのが特徴です。
なので、ロッドが軽くてキンキンの高弾性だとアワセの時に折れてしまうことがあります。（なので木村プロは曲がるロッドを使用します。）
もちろん、リールに対しても負荷が掛かってしまいます。
特にドラグを緩めないタイプの釣りでの負荷が顕著で、リールに瞬間的な負荷が掛かるとボディ全体がネジレてしまうので、メタルハウジング（サイドプレートが金属でギアがブラスのリール）のリールがおすすめです。
仮に樹脂ボディのリールを使うのならドラグを緩く設定するのがおすすめです。
オルトロスPE WX8ゾーンフィネス プロのインプレ
オルトロスPE WX8ゾーンフィネス
バス釣りはトゥイッチやシェイク、ピッチングなどラインテンションに緩急を付けることが多い釣りです。
そうなると、しなやかな過ぎるPEラインだと空気中でPEラインが絡まって結びコブ（エアノット）が出来てしまいます。
この『オルトロスPE WX8ゾーンフィネス』はバス釣り用に作られたPEラインで、張りのあるコーティングが施されているのでエアノットが出来にくいように作られています。
さらに、耐摩耗性も向上しているので、通常のPEラインだと切れるような擦れでも耐えることが出来ます。
オルトロスPE WX8P-1 プロのインプレ
オルトロスPE WX8P-1
オルトロスPE WX8ゾーンフィネスと同じく耐摩耗性に強いラインで、このラインの最大の特徴はベイトタックルに特化して作られた点です。
では、通常のPEラインと何が違うのかというとラインの真ん中にコアが入っている点です。（コアを中心に編み込まれています。）
このコアが入っていることによって、フロロカーボンを使っている感覚でノットを結ぶことができます。
さらに、柔らかいラインだとラインが軽く、しなやかすぎるのでリールのレベルワインドに通る時に抵抗が掛かってしまいスプールの中でPEラインがたわんでしまうことがあり、この現象を解決する為にリールのブレーキ設定を強めに設定する必要がありましたが、このオルトロスPE WX8P-1ならそのような設定をしなくてもキレイにラインを排出してくれます。
PE直結
普通のPEラインならルアーへの直結時にしっかりとしたノットをしなければいけませんが、この WX8P-1ならパロマーノットで直結させるだけで大丈夫です。（不安ならハーフヒッチを一回入れるといいそうです。）
これだけで、オルトロスPE WX8P-1はしっかりと締まってくれます。
