エンジンの新しいスイムベイト LFT145を紹介!!
エンジン(ENGINE)公式YouTubeチャンネル エンジンバス にて『【房総コア】ハイプレッシャーを打ち破る!房総生まれのスイムベイト【LFT145】が登場! 2021年12月 vol.44』が公開されています。
エンジン/LFT145
LFT145の強み
スイムベイトはシャッドテールを備えたモノが多く、そんなシャッドテールは水押しによって濁った状況や流れの中で魚にアピールしてくれますが、房総リザーバーでは雨の後の川筋やインレットはアングラーが多く、プレッシャーが常に掛かっています。
なので、LFT145はシャッドテールではなくフィッシュテールを備えて「強いルアーだがナチュラル」をコンセプトに、上記のようなハイプレッシャーな状況でも魚を獲れるように開発されました。
LFT145 リップ
先述した通り、LFT145にはシャッドテールが採用されていないので、テールだけでは水押しが弱くなってしまいます。
そこでLFT145は”リップ”を搭載して、流れの中やインレットの中でもしっかりと水を噛んで泳いでくれるように工夫されています。(このリップはボディをしっかりとロールさせるほどのリップではないので基本的にはナチュラルにアクションしてくれます。)
また、フローティングタイプのスイムベイトは基本的には浮いており、泳がせてもそれほど潜ってくれません。
しかし、このLFT145はリップが備わっているので、房総リザーバーの若干濁った水質で見えるか見えないかぐらいの水深まで潜ってくれます。
このように見えるか見えないかぐらいのレンジをトレースすることが出来ることによって、バスがチェイスして来た時にボートやアングラーを視認しにくくなるので、バイトを得られる確率を上げることができます。
LFT145 フィン
ボディがしっかりと動くと魚にアピールさせることが出来ますが、ナチュラルさが失われてしまうので、LFT145にはロールを抑えて泳ぎを安定させるための”フィン”が搭載されています。
LFT145 フックセッティング
LFT145は『スプリットリング+スイベル+スプリットリング+トレブルフック2番』が搭載された状態で販売されます。
使用する場合は、トレブルフックの一本をボディに刺した状態(画像のような状態)で使用します。
こうすることによって、泳ぎを安定させることが出来ます。(リップとヒレが搭載されているので少しのカバーなら避けることが出来ます。)
しかし、水温が15℃を下回るとバスがサイドからバイトして来ることやバイトが弱い場合があります。
このような場合は、トレブルフックを画像のようにスプリットリングに直接セットして、さらにフックをボディに埋め込まないようにします。
こうすると、フックが揺れてしまうので泳ぎが若干安定しませんが、フッキング率を大幅に向上させることができます。
LFT145を使うタイミング
房総リザーバーは普段からアングラーが多く、プレッシャーが高いフィールドなのでライトリグが主流になりますが、要所要所では羽根モノやスイムベイトといったボリュームのあるルアーが有効になることがあります。
しかし、ボリュームのあるルアーをやり続けても釣果を伸ばすことは難しいので、釣果を上げるにはその有効になるタイミングを見計らうことが重要です。
この『LFT145』に代表されるスイムベイトは、真冬から一年中使用することができるルアーですが、最も効果があるのが2月下旬から3月上旬の温かい雨が降り始めてからと秋の気温が15℃になるタイミングの雨の日です。
アクションのコツ
ロッドでトゥイッチさせるとラインが水を切ってしまい水切り音を発してしまいます。
この水切り音を嫌がるバスがいるので、羽生プロはリールのリーリングでアクションさせて、水切り音を無くしています。
タックル
羽生プロがLFT145に使用しているロッドは、房総リザーバーでスイムベイトや羽根モノを使うのにうってつけのロッド『スペルバウンドコア SCC-63MH-SB/HN』です。(既存モデルなら『スペルバウンドコア SCC-68MH』がおすすめです。)
このロッドはショートロッドなので、小技を効かせやすくオーバーハングの下でも扱いやすいモデルで、MHですがしっかりと曲がってくれるのでキャストがしやすいのが特徴です。
ラインは『フロロカーボン 14lb』を合わせているそうですが、ナイロンラインでもいいそうです。
羽生和人プロのTwitterはこちら
冬の霞ヶ浦をLFT145で攻略‼!
冬のスイムベイトパターン
霞ヶ浦の場合、冬のメインベイトは”イナッコ”や”ワカサギ”になるので、そういった大型のベイトフィッシュを捕食するバスをシャローで釣るのに適しているのがスイムベイト・ビッグベイトといったルアーです。
一般的に冬といえば寒くなってバスが深場に落ちたり、消波ブロックでじっとしているイメージがありますが、この釣りは寒くてもエサを捕食するやる気のあるバスを狙い撃ちにする釣りです。
一日やってノーバイトの時もある釣りですが、大型のバスを獲れる釣りでもあります。
スイムベイトパターンの狙うポイント
基本的に浅いシャローを狙いますが、何もないポイントではなく、カバー周りやゴロタエリアといったシャローとカバーが複合するエリアがおすすめです。
また、冬はバスにとって動きにくい季節なので、有望なポイントは一回だけ通して終わりにするのではなく、何度もルアーを通すことがおすすめです。
スイムベイトパターンが有効な時期
スイムベイトパターンは11月末から3月上旬までが有効な時期です。(水温一桁が目安です。)
LFT145の特徴
LFT145は背中にエアホールを備えたフローティングタイプのスイムベイトなので、キャスト後に沈むことがありません。
なので、おかっぱりでも根がかりを回避しやすいのが特徴です。(沈めたい場合はネイルシンカーをお腹辺りに挿入します。
このリップは、移動距離を抑えながら誘うことを可能にしてくれます。
特徴的なテールは、ハイプレッシャーで口を使いづらいバスでもバイトへと誘う艶めかしいアクションを生み出してくれます。
フックサイズは2番or3番がおすすめで、フックとワームの間にスイベルを噛ませることによって、フック位置を下げることが出来るので、カバーへのスリ抜け性能を上げることができます。
ソフト素材の利点
岸際をタイトに攻める場合、ハード素材だとキャストミスを恐れてしまいますが、LFT145はソフトマテリアルなのでタイトにアプローチすることができます。
タックル
LFT145に使用するおすすめのロッドはM or MHアクションがおすすめです。
宮本プロは一本で幅広いルアー(2ozクラスのビッグベイトからネコリグ 3.5gやライトテキサス 2.6g)を扱うことが出来る『スペルバウンドコア SCC-68MH』を使用しています。
ラインはナイロンの場合 16lb、フロロカーボンの場合は 14lbを使用しています。
リールはノーバルギアリールを使用しています。(ワームの釣りやデジ巻きをする場合はハイギアリールがおすすめです。)
宮本勝悟プロのTwitterはこちら