清水盛三プロがジャックハンマーを徹底解説!!
アングラーズ公式YouTubeチャンネル アングラーズチャンネル にて『【清水盛三】全米1位のチャターはこうして生まれた!ジャックハンマー編』が公開されています。
清水盛三プロがジャックハンマーのブレードの違いやカラー選択を紹介!!
ジャックハンマーの誕生
清水盛三プロがアメリカのトーナメントに参戦していた際に、同じくトーナメントに参戦していたブレーデッドジグ(チャターベイト)の名手であるブレッド・ハイト氏とブレーデッドジグについて話しをした所、2人の考える理想のブレーデッドジグがほとんど同じでした。
そこで、清水プロとブレッド・ハイト氏が2人で協力して、理想のブレーデッドジグとして生み出されたのがこのジャックハンマーです。
ステンレスブレードとステルスブレードの違い
ステンレスブレードはピッチ幅が大きく、音も大きいのが特徴です。
ステルスブレードはタイトにアクションして、音が控えめなのが特徴です。
簡単な使い分けとして、タフでクリアウォーターの場合はステルスブレードがおすすめで、水に色が付いている状況ならステンレスブレードがおすすめです。
ジャックハンマーの巻きスピード
巻きスピードはリールのギア比によって違いますが、清水プロはギア比 6.3:1のリールで巻く際は、ジャックハンマー特有の振動を感じ取れるスピードで巻き続けているそうです。
とにかく投げて巻く時間を増やして、ジャックハンマーの振動を感じながら巻けるスピードを覚えることが大事です。
喰わせ
清水プロはただ巻きで釣ることももちろんありますが、喰いそうな時にそ一瞬だけリールの回転を止めたり、半巻きだけ巻くスピードを速めたり、ロッドでアクションを加えることもあるそうです。
ジャックハンマーは、アングラーの意図したアクションを演出することが可能で、喰わせるタイミングや間をアングラーの思った通りに作り出すことができます。
カラー
清水プロとブレッド・ハイト プロが同じトーナメントに出ている際に清水プロがジャックハンマーで釣れているが、ブレッド・ハイト プロが釣れていない場合、まずジャックハンマーのカラーを聞いてくるそうです。
しかも、細かいカラーを聞くのではなく、ダーク(暗い)カラーかブライト(明るい)カラーかを聞いて、そこから細かい調整をしてアジャストさせていくそうです。
グリパンが人気の理由
アメリカではグリパン系カラーが人気です。
その理由は、アメリカは日本と比較するとザリガニを捕食しているバスが多く、ブレーデッドジグで釣るエリアもシャッドよりもザリガニをターゲットとしたエリアが多いので、グリパン系カラーが人気だそうです。
タックル
清水盛三プロがジャックハンマーで使用しているロッドが『ヘラクレス HCSC-73HG レパード』に『フロロカーボン 16lb』です。
ラインはスピナーベイトと同じでシングルフックに掛けなければいけないので、伸びの少ないフロロカーボンがおすすめです。
しかし、ロッドはグラスロッドがおすすめだそうです。
グラスロッド
グラスロッドはたしかに吸い込みがいいというメリットがありますが、清水プロがジャックハンマーにグラスロッドを使用する理由は、それよりもクランクベイトやジャックハンマーなどのアクションを殺さないからです。
清水プロは、7フィート前後の少し硬めのグラスロッドを巻き物には使うことをおすすめしています。