23ハートランド 702UL+FS-STを村上晴彦プロがインプレ!!
ダイワ(Daiwa)公式YouTubeチャンネル Ultimate BASS by Daiwaにて『23ハートランド 冴掛ミッジディレクションの意思を継承|Ultimate BASS by DAIWA Vol.527』が公開されています。
ダイワ/ハートランド HL702UL+FS-ST 23
HL702UL+FS-ST 23
2023年はハートランド リベラリストが3本、ハートランド スタンダードモデルが1本ラインナップされます。
スタンダードモデルにラインナップされる『ハートランド HL702UL+FS-ST 23』は、7フィートウルトラライトプラスのソリッドティップロッドです。
ソリッドティップは、バスロッドの中でこれ以上細く出来ないほど細いソリッドを採用しています。
ガイドは村上プロ独特の手前からいっきに絞り込むセッティングで、PEラインを使用することも想定されています。
このようにセッティングすることで、ロッドを軽く感じることができます。
グリップはセパレートグリップを採用して軽さを表現しています。
ソリッドティップのメリット
ソリッドティップを搭載することで軽いモノを飛ばすことが可能です。
このハートランド HL702UL+FS-ST 23は、超繊細なロッドなので海のウルトラライトソルトゲームで使用するようなアイテムも使用することができます。
また、繊細なソリッドティップなのでロッドを激しくアクションさせてもソリッドがお辞儀して、ルアーをいい状態でアクションさせることができます。
柔らかいロッドのメリット
細いラインを使用している時に大型のバスが口の奥までルアーを咥えるとラインが歯に擦れて傷ついてしまいますが、柔らかいロッドならその傷をキープしながらファイトすることが可能です。
なので、ルアーが飲み込まれていてもラインブレイクせずにバスを取り込むことができます。
ガイドセッティング
エンドガイドは20番ガイドがリールに近い位置にセットされています。
これは、PEラインはガイドに当たる抵抗が少ないのとガイドの外周をラインがキレイに触りながら巻く為です。
ガイドの数は細いラインで軽いルアーを扱つかってもライントラブルを減少させるために13個搭載されています。
また、モノフィラなら4lb、PEラインは0.6号までを想定したガイドセッティングがされています。(村上プロがおすすめしているのはPEライン 0.4号です。)
ラインセッティング
ラインはPEラインを使用する場合は3倍の太さのリーダーをセッティングするといいそうです。
例えば0.3号なら0.3×3=0.9号、0.4号なら0.4×3=1.2号です。
ミッジディレクション
歴代のハートランドシリーズの中でこのHL702UL+FS-ST 23に最も近いロッドが初代ミッジディレクションです。
初代ミッジディレクションは、チューブラーで穂先があまり曲がらないロッドでしたが、このHL702UL+FS-ST 23は穂先をソリッドにして繋いだ感じのロッドです。
また、冴掛ミッジディレクションSMT&STとも似ていますが、このHL702UL+FS-ST 23は弾性が高く、少し大きいガイドが採用されています。(2ピースなので仕舞寸が短いのも特徴です。)
ルアーを飛ばすコツ
キャスト時に曲がったロッドが、フォロースルーで真っ直ぐになった後にお辞儀しないような投げ方をすると飛距離を稼ぐことができます。(曲がった弾力を全て前に移行させるのがコツです。)
なので、振り切る前に力を抜き始めてロッドが真っ直ぐになった後に止まるようにします。
特にこのHL702UL+FS-ST 23のような柔らかいロッドは、お辞儀しやすいので注意が必要です。
おすすめルアー
HL702UL+FS-ST 23は3インチ以下のワーム、3g以下のシンカー、5g以下のハードルアーにおすすめです。
村上晴彦 タックル
村上晴彦 HL702UL+FS-ST 23 タックル
ロッド : ハートランド HL 702UL+FS-ST23(ダイワ)
リール : イグジスト LT2000S-P(ダイワ)
ライン : UVF月下美人デュラセンサー+Si2 0.3号(ダイワ)+タフロンZα 0.8号(ダイワ)
ルアー : メタルバイブ 5.5g
ルアー : メタルジグ 3g
ルアー : 小型シャッドテール+スプリットショットリグ 1.8g
ルアー : 常吉リグ 3g