キムケンがイヴォークバイブで琵琶湖を攻略‼
ルアーニュースアール(LureNewsR)公式YouTubeチャンネル LureNews.TVにて『Vish キムケンスタイルvol.14「過酷な冬をアツくする巻きストロングパターン」』が公開されています。
キムケンがイヴォークバイブで冬の琵琶湖を攻略‼
南湖のメインベイト
現在の南湖のメインベイトは”ワカサギ”です。
冬のワカサギは皆さんがイメージしている大きさとは違いモロコとほぼ変わらない10cmぐらいに成長しており、ワカサギがメインベイトになっている場合はシャローが良く釣れるそうです。
フックケア
冬は貴重なバイトをモノにするためにフックのケアが大事です。キムケン曰く「一日使ったら替えてもいい」ほどだそうです。
イヴォークバイブはフロントフック『ピアストレブル #4』、リアフック『ピアストレブル #5』を軸に調整しているそうです。
白い鳥
冬は”カンムリカイツブリ”や”ユリカモメ” ”シロサギ”といった魚を食べる白い鳥が重要です。
木村建太 ビッグベイト タックル
NEWスライドスイマー175は、フィンが取り付けられているのでトゥイッチをしてもエビりにくい扱いやすいビッグベイトです。
このルアーに合わせるロッドは7フィート6インチのXHパワー。リールには『レボ・ビーストL』を使用。ラインには『オルトロスFC 24lb』を使用していました。
フックはリア・フロント共にピアスクアッドに変更しています。
ギル系ビッグベイトはバイトがフロントに集中するので、フロントだけをピアスクアッドに変更しているそうですが、NESスライドスイマー175はテールに掛かることも多いので『ピアスクアッド #1/0・#1/0 or #2/0・#1』という組合わせで使用しています。
木村建太 ビッグベイト(S字系) タックル
ロッド : プロト 76XH(ウルフダウン)
リール : レボ ビースト-L(アブガルシア)
ライン : オルトロスFC 24lb(YGK)
ルアー : NEWスライドスイマー175(デプス)
木村建太 高比重ワーム タックル
ジャゴロケットを代表する高比重ワームに使用していたタックルは『70Hクラスロッド』+『レボ ALC-IB7-L』+『オルトロスFC 16lb』の組み合わせです。
木村プロは、マンメイドやカバーといったポイントで高比重ワームを使用するそうです。
木村建太 高比重ワーム タックル
ロッド : プロト 70H(ウルフダウン)
リール : レボ ALC-IB7-L(アブガルシア)
ライン : オルトロスFC 16lb(YGK)
ルアー : ジャゴロケット(バークレイ)+インフィニ #4/0(リューギ)
木村建太 クランクベイト タックル
イヴォーク2.0や3.0、1.2で使用するのが『7フィート グラスロッド』+『レボ ALC-IB6-L』+『オルトロスFC 16lb』の組み合わせです。
木村建太 クランクベイト タックル
ロッド : プロト 7フィートグラスロッド(ウルフダウン)
リール : レボ ALC-IB6-L(アブガルシア)
ライン : オルトロスFC 16lb(YGK)
ルアー : イヴォーク(デプス)
木村建太 バイブレーション タックル
ウィード残りエリアやマンメイドをバイブレーションで攻めた際のタックルは『プロト 70MH』+『レボ ALC-IB7-L』+『オルトロスFC 16lb』という組み合わせです。
ウィードが多い時期やバイブレーションしか使用しない場合はグラスロッドにオルトロスPE 40lbの組み合わせでも使用するそうです。(PEを使用する場合はリールのドラグを使用しないとフックが伸びてしまうので注意が必要です。)
木村建太 バイブレーション タックル
ロッド : プロト 70MH(ウルフダウン)
リール : レボ ALC-IB7-L(アブガルシア)
ライン : オルトロスFC 16lb(YGK)
ルアー : イヴォークバイブ プロト(デプス)
デプス/イヴォークバイブ
イヴォークバイブ
イヴォークバイブは、イヴォーク(クランクベイト)のアウトラインをバイブレーションっぽく削ったのがファーストサンプルです。
バイブレーションは大きく2つに分けるとヘッド部分にウェイトが集中している”垂直降下型”と直進性の高い”後ろにウェイトが寄っている型”が存在します。
垂直降下型はフォール時に真っ直ぐにフォールするので、テンションを抜くと回りながらフォールしてエビりやすくなります。
しかし、ゆっくり巻いてもアクションレスポンスが良く、モノにコンタクトしても抜けやすいのが特徴です。(高速巻きすると浮き上がりやすいのも特徴の一つです。)
後ろにウェイトが寄っている型は、琵琶湖のようなフルキャストして任意のレンジをよいスピードで引きたい時に有効です。
このイヴォークバイブは後ろにウェイトが寄っている型で制作されています。
これによって、リフト&フォール時にテンションを抜いてもキレイにフォールしてエビりにくく、モノ(ウィードなど)にコンタクトしても立ち上がりが早くなっています。
通常のバイブレーションとの違い
一般的なバイブレーションはボディが真っ直ぐなっているので、アクションがタイトでロール主体の動きが主ですが、イヴォークバイブは浮力をオフセットさせているので、前にウェイトを寄せても平行姿勢でフォールして、頭を振った状態でアクションしてくれます。
さらに、副産物として一般的なバイブレーションがアクション中にリアフックを振らないのに対して、このイヴォークバイブは支点が独特の位置にあるので、アクション中にリア・フロントフック共に振ってくれます。
これによって、魚がどちらにバイトしても獲れるように仕上がっています。
釣り総合ニュースサイト ルアーニュースRはこちら