【ジャッカル】吊るし専用スモラバ ビークを紹介!!
ジャッカル(JACKALL)より吊るし専用のスモールラバージグ『ビーク(BEAK)』が登場!!
ジャッカル/ビーク
ビーク
『ビーク』は、対カバー・吊るし専用設計のスモラバで、どこから見ても菱形になる特殊なヘッド形状を採用することによって、難なくヘビーカバーに侵入&回収することが出来る設計がなされています。
ラインアイは、吊るしの釣りにおいて重要な水平姿勢をキープするために可動域を制限、バイト率とフッキングレスポンスを高めてくれています。
さらに、張り出したシンカー部はラインの結び目よりも先に障害物にコンタクトするので、余計なスタックやゴミの拾い上げを防いでくれます。
ウェイトラインナップは2.3g、3.3g、4.3gと軽いウェイトから重いウェイトまで揃っているので、カバーの濃さによって適切なウェイトを使い分けることが出来ます。
フック
パワーフィネスの釣りは、MHクラスのロッドにPEラインを組んで使用しますが、そのような強靭なタックルでカバーの中からバスを引きずり出すには強靭なフックが必要です。
なので、ビークは”オリジナル太軸フッ素コーティングフック”を採用。
ヘビーカバーからバスを引きずり出す強引なフェイトに耐えながら刺さりの良さを維持しています。
タックル
スモラバは軽いのでベイトタックルでは扱いづらいです。
なので、加木屋プロは『リボルテージ RV-S68MH+』に『PEライン 1.5号』を組んで使用しています。
また、基本的にはPEラインをスモラバに直結して使用しているそうですが、クリアウォーターでカバーを撃つ場合は『フロロカーボン 14lb』を組んで使用しているそうです。
加木屋守プロがカバー特化型スモラバ ビークでカバーを攻略!!
カバー特化型スモラバ ビーク
『ビーク』はカバーにラインを引っ掛けて中層や水面で探るのに特化したスモールラバージグです。
カバーを攻略することに主眼をおいたスモラバなので、当然カバー回避能力が高く、枝越しにスモラバをアプローチすると、回収時に枝の間にヘッドが挟まることがありますが、ビークのヘッド形状は回収時のスタックを最小限に減らしてくれるように工夫されたヘッド形状なので、回収時に竿先をシェイクしながら回収すると枝からスルッと抜けてくれます。
では、そもそも回収時にスタックを最小限に減らしてくれるヘッド形状とはどのようなモノなのかというと、画像のような”菱形のヘッド形状”です。
このような形状にすることによって、どの角度からコンタクトしても角ができるので、シェイクをするとヘッドの向きが変わってスルッと抜けてくれます。
また、このヘッド形状はフォール中にカバーにコンタクトする部分が尖っているので、カバーへの貫通能力も高いのが特徴です。
シェイクフォール
近年のバスフィッシングでは、スモラバをカバーに吊るして一点で誘うだけでは見切られることが多くなりました。
そんなスレたバスに対しては、徐々にシェイクしながらフォールさせることが重要です。
しかし、ヘビーカバーだとシェイクさせながらスモラバをカバーの奥までフォールさせることは難しいです。
ですが、このビークは先述したようにカバーへの貫通能力の高い菱形のヘッド形状をしているので、他のスモラバではシェイクフォールさせることができないようなカバーでもシェイクフォールで誘うことが出来ます。
シェイクフォールのやり方
シェイクフォールはスモラバが水平を保った状態でフォールさせることが重要です。
その際にロッドを徐々に下げてフォールさせるのもいいですが、手でラインを持って徐々にラインを下げて行くのも有効です。
この手でラインを持って徐々にフォールさせるやり方は、ロッドで徐々に下げるよりも繊細にフォールさせることができます。
加木屋プロは水深が浅い場合は手で持ってフォール、水深が深い場合はロッドを下げてフォール、と使い分けています。
ウェイト別の使い分け
3.3gをベースにカバーの濃さによってウェイトを使い分けます。
濃くない場所やサイトフィッシングでちょうちんをする場合は2.3gを使用します。
カバーが濃い場所や風が吹いている場合は4.3gを使用します。
ガード
ビークには長めに設定された7本のガードが取り付けられています。
もし、バイトが浅い場合は本数を減らしたり、ガードをカットして使用します。
フック
ビークには強いロッドにPEラインを組み合わせたタックルでカバーからバスを引きずり出しても安心できるフックが採用されています。
また、ビークは回収能力に長けているスモラバなので、フックサイズが少し大きめに設定されています。
なので、幅広いトレーラーに対応しています。(RVバグ 1.5インチ、ワムワム 48、RVドリフトフライなど)
距離がある場合
距離があるアプローチをする場合、ロッドを高く位置させることで、PEラインの角度がついてカバーへ入りやすくなります。
アプローチ数
スモラバはパワーのあるルアーではないので、一つのカバーに対して角度を変えて撃ち直すことが重要です。
こうすることで、確実にカバーの中にいるバスにルアーを気づかせることができます。
また、一投目はカバーの一番濃い所(シェードが濃くなる所)を狙うのも重要です。
ワムワム カットチューン
ワムワムのパーツをカットしてトレーラーとして使うことでカバーへの貫通能力を高めることが出来ます。
加木屋守 タックル
加木屋守 カバースモラバ(スピニング) タックル
ロッド : リボルテージ RV-S68MH+(ジャッカル)
リール : スピニングリール 2500番
ライン : PE 1.5号
ルアー : ビーク 3.3g(ジャッカル)+RVバグ 1.5インチ(ジャッカル)
加木屋守 カバースモラバ(ベイトフィネス) タックル
ロッド : リボルテージ RV-C610M(ジャッカル)
リール : ベイトフィネスリール
ライン : フロロカーボン 10lb
ルアー : ビーク 2.3g(ジャッカル)+RVバグ 1.5インチ(ジャッカル)
ジャッカル ビークで冬のカバーを攻略!!
トレーラー
加木屋プロは、実釣する河川に2~3cm程度のベイトフィッシュが多いということで、アイシャッド2.8インチをビークのトレーラーに使用していました。
ビークはスモラバなので、トレーラーにはRVバグやアイシャッド、ワムワムといった小さなワームがおすすめです。
使い分けとしては、エビを捕食している場合はRVバグ、小魚を意識しているのならアイシャッド、濃いカバーや風が強いために自重を上げたい場合はワムワムを使用します。
冬のシャローカバー
冬のバスは水深のあるカバーに付きたがるので、少しでも水深のあるカバーを狙うのが重要です。
放射冷却
冬の放射冷却がキツイ日の朝一は覆いかぶさっているカバーにバスは付きやすいので、朝のカバー撃ちはカバーが濃い場所を丁寧に攻めるのがおすすめです。
ビークの使い方
ビークはカバー特化型のスモラバです。
なので、基本的な使い方はカバーにラインを引っ掛けて誘います。
この時に水面直下からシェイクを開始して、シェイクを加えながら徐々にレンジを下げていきます。(一点で誘うとバスに見切られやすくなるので、シェイクしながら徐々にフォールさせます。)
このシェイクフォールが冬のバスに効きます。
また、ビークのヘッド形状は、底面に角を持たせた特殊な形状をしているので、安心してカバーに撃ち込むことができるのはもちろんのこと、シェイクフォール時にもカバーをスリ抜けてくれます。
美味しいカバーには
美味しいカバーがあった場合は、何度も何度もアプローチして粘り強く攻めること重要です。
ウェイト
加木屋プロは3.3gを基準にカバーの濃いポイントでは4.3g、ライトなカバーは2.3gを使用します。
また、冬はバイトが浅い場合があるので、そういった場合は2.3gや3.3gといった軽いウェイトがおすすめです。
タックルセッティング
加木屋プロがビーク4.3g、3.3gに使用しているロッドは『リボルテージ RV-S68MH+』です。
このRV-S68MH+は、ベイトフィネスでは攻めきれないヘビーカバーやヘビータックルでは口を使わせられないカバーに潜むビッグバスを攻略するのにおすすめです。
ビーク2.3gを使用する場合やテンポ良く撃っていきたい場合、沈めてボトムをズル引きしたい場合はベイトフィネスロッド『リボルテージ RV-C69L+』を使用します。
このRV-C69L+は、リボルテージロッドシリーズのラインナップで最も尖った超攻撃型ベイトフィネスロッドで、1.8g~3.5gのスモラバや2g前後のウェイトを使用したネコリグで抜群の操作性を発揮してくれます。
ビーク スペック&カラー
ビーク スペック
Weight : 2.3g、3.3g、4.3g
価格 : ¥660(税込)
Feco認定製品
発売日 : 2021年9月
ビーク カラー
グリパン/チャート
チビザリ
スポーンギル
ダークグリパン/ブルーフレーク
シルエットブラックスモーク
抱卵スジエビ
マーモシークレット
脱皮スジエビ
ビーク まとめ
・ビークは対カバー・吊るし専用設計のスモールラバージグ。
・難なくカバーの中に侵入する特殊なヘッド形状。
・アイは水平姿勢をキープする設計、且つスタックやゴミの拾い上げも防止してくれる。
・細かなアクションでもバスを誘ってくれるシリコン素材のオリジナルファインスカートを搭載。
・ヘビーカバーからバスを引きずり出しても大丈夫なオリジナルフッ素コート済み太軸フックを搭載。
情報元
・https://www.jackall.co.jp/bass/products/lure/rubber-jig/beak/