奥田学プロがジジルプロップ67SSを解説!!
シマノ/ジジルプロップ67SS
ジジルプロップ67SS
ジジル70Sは抵抗の少ないi字系ルアーなので同じレンジで止めていたい時やもっとゆっくり引きたい時にもラインの重さや流れによってどうしても動いてしまいます。
そうすると、もっとゆっくり引けたら喰わせられるであろうバスを喰わせることができません。
そこで、ジジル70Sに抵抗となるペラを取り付けて同じレンジをキープしながらゆっくりとリトリーブすることを可能にしたのがこの『ジジルプロップ67SS』です。
飛距離
頭にペラを取り付けると空気抵抗が増してルアーが飛びにくくなります。
そこで、ジジルプロップには重心移動を搭載して、飛距離が出るように作られています。
ペラとフッキング
ジジルプロップは頭にペラが取り付けられていることによって音と水の攪拌でバスを誘います。
すると、バイトしてくるバスはペラが気になって前方にバイトしてくることが多いので、しっかりとフッキングしてバラシが少ないです。
ジョイント
ジジルプロップにはジョイントが設けられているので、水流の変化によってアクションが微妙に変化してくれます。
フィン
頭にペラが取り付けられたルアーはスピードを出すとペラの回る方向にボディが回ろうとしますが、ジジルプロップにはある程度の速いスピードに対応するためにボディサイドにフィンを取り付けてルアーが回るのを抑制してくれています。
ジジルプロップ 使い方
ジジルプロップの基本的な使い方はただ巻きで、ただ巻きしている最中にバスが追尾してきたらリトリーブスピードを遅くします。
ジジルプロップはリトリーブスピードをゆっくりにしてもペラが回り続けてアピールし続けてくれます。
もし、バスが水面を意識している場合は水面を滑らせるようにリトリーブするのもおすすめです。
タックル
ジジルプロップはそのフィールドの最大サイズが釣れることが多いのでロッドには十分なバットパワーが必要です。
そこで、奥田プロはバットパワーが十分な『バンタム 274M+』と『バンタム 264L/M』を使用しています。
バンタム 274M+はロングレングスなので遠くへ飛ばしたい場合におすすめで、バンタム 264L/Mはある程度の飛距離を出す中でキャスト精度が必要な場合や手返しが必要な場合におすすめです。
リールはどちらも『ステラC3000XG』を使用しています。
ラインはプレッシャーや引き感によって使い分けており、バンタム 264L/Mには『プットブルG5 1号+フロロ 12lb』を使用してカバー周りで使用しています。
バンタム 274M+には『ピットブルG5 0.8号+フロロカーボン 8lb』を使用して遠投性能を向上させています。
奥田学 ジジルプロップ67SS タックル
ロッド : バンタム 274M+(シマノ)
リール : ステラC3000XG(シマノ)
ライン : ピットブルG5 0.8号(シマノ)+フロロカーボン 8lb
ルアー : ジジルプロップ67SS(シマノ)
奥田学 ジジルプロップ67SS タックル
ロッド : バンタム 264L/M(シマノ)
リール : ステラC3000XG(シマノ)
ライン : ピットブルG5 1号(シマノ)+フロロカーボン 12lb
ルアー : ジジルプロップ67SS(シマノ)
ジジルプロップ67SS スペック&カラー
ジジルプロップ67SS スペック
全長 : 67mm
重量 : 5g
フック : #12×2
タイプ : スローシンキング
本体価格 : 1,980円
発売日 : 2024年3月発売予定
ジジルプロップ67SS カラー
001 Sワカサギ
002 SギザーSHAD
003 Sシルバーハス
004 Nホワイトバック
005 STスケスケベイト
006 STワカサギ
007 ホロベリーPHC
008 チャートホワイト
ジジルプロップ まとめ
・ジジルプロップはジジルの頭にペラが取り付けられたルアー。
・ペラが取り付けられていることによって同じレンジをキープしながらゆっくりとリトリーブすることが可能。
・重心移動が搭載されているのでペラが取り付けられていながらしっかりと飛距離を出すことができる。
・ジョイントが設けられているので微妙にアクションが変化してバスを誘う。
情報元
・https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/basslure/minnow/a155f00000doth9qaf.html