【シマノ】アーマジョイントの使い方&カラーを紹介!!

シマノ(SHIMANO)公式YouTubeチャンネル SHIMANO TV公式チャンネル にて『BIGBAIT “SUPER” HOW TO – ARMA JOINT の全て -』が公開されています。

シマノ/バンタム アーマージョイント190SF フラッシュブースト

アーマブースト

アーマージョイントには”アーマブースト”と呼ばれるキャスト時にジョイント部分が折れ曲がる機構が搭載されています。

このようにキャスト中にジョイントが折れ曲がってくれることによって飛距離が伸び、さらに真っ直ぐ飛んでくれます。(奥田プロの体感で1.3倍ほど飛距離が伸びるそうです。)

プチロック機能

アーマーブーストによって、ボディが折れ曲がるとフックが同士が絡まることがあります。

なので、アーマージョイントには”プチロック機能”が搭載されています。

このプチロック機能にフックアイをハメ込むことによってフックが固定されるので、キャスト中のフック同士の干渉を防いでくれます。

フラッシュブースト

止めた時にもキラキラと光ってアピールしてくれる”フラッシュブースト”も搭載されています。

テールの注意点

テールには”エラストマー素材”のテールが搭載されています。

このエラストマー素材はワーム(塩ビ)と一生に保管すると変形したり溶けてしまいます。

なので、保管時には付属されているカバーをはめて保管するのがおすすめです。

テールの交換方法

アーマジョイントに付属されているスペアテールに交換する場合は、まずテールのハメ込む部分にステンレスの棒があるので、そのステンレスの棒にテールの付け根に空いている穴を借り刺しします。

刺したらテールを押して、伸ばしながら溝にはめ込みます。

これでセッティングは完了です。

奥田プロのおすすめスナップ

アーマジョイントのようなグライドベイト系ルアーにラインを直結すると自由度が抑制されてしまい、さらにキャスト切れなどが起こることがあります。

なので、奥田プロはアーマジョイントには必ずスナップを使用します。

さらに、通常のスナップではロックされた場所が開いてルアーをロストすることがあるので奥田プロは『オーシャンスナップ(スタジオオーシャンマーク)』を使用しています。

奥田プロおすすめのノット

奥田プロはラインのポンド数が20lb以上の場合”イモムシノット”を使用しています。

ポンド数が20lb以下の場合は”ハングマンズノット”を使用しています。

スローリトリーブ(18:02

アーマジョイントはスローフローティングタイプのビッグベイトなので、キャスト後スローリトリーブすると徐々に浮いて、水面から水面直下を泳いでくれます。

水を逃してヌラヌラとアクションするのが特徴です。(波や流れによってルアーが勝手にアクションしてくれます。)

ミディアムリトリーブ(20:30

グライドベイトの基本的な使い方で、アーマジョイントが左右にグライドしながらアクションします。

ノーマルで使用すると20cm~50cmのレンジを泳ぎます。

ファストリトリーブ(21:31

ファストリトリーブすると水面から水面直下を泳ぎます。

ロッドを立ててリトリーブするとフィッシュイーターが捕食しているようなサウンドを発しながら水面を泳いでくれます。

ストップ&ゴー(23:49

ただ巻きとストップを併用させる使い方で、追尾してきたバスにバイトするキッカケを作ることができます。(アーマジョイントは止めると横にスライドしてくれます。)

リトリーブスピードの基本はミディアムリトリーブからそれよりも少し早めで、ストップを入れる場所は岩やウィードパッチなどバスが付いていそうな場所がおすすめです。

また、ストップさせる際にラインテンションをゼロにするのではなく、少し張り気味にすることでアーマジョイントが変則的にアクションしてくれます。

デッドスティッキング(29:36

アーマジョイントはアーマブーストによって、デッドスティッキングした際に艶めかしくアクションしてくれます。

有効な時期は、バスが水面に興味を示す時期・水面で餌を捕食する時期(初夏から晩秋)で、バスが興味を示すが喰わせることが叶わない際の最終手段的な使い方です。(ルアーの動きが止まったらアクションを加えてルアーに変化を与えます。)

また、デッドスティッキングにはバスが居るであろう場所で下から浮かせて喰わせる方法と追尾してきたバスを止めて見せて喰わせる場合があります。

なので、要所要所で使うことが重要です。

ドッグウォーク(33:04

アーマジョイントはアーマブーストを搭載しているので、リールのハンドルを回転させるだけでも簡単にハイレスポンスなドッグウォークをさせることが可能です。

このアクション中に重要なのがリールを巻き過ぎないことで、トントントンというリズムでリールを回転してアクションさせます。

トゥスリージャーク(36:57

奥田プロが最近好んで使用しているのが”トゥスリージャーク”で、リーリングを2回入れてストップ→3回リーリングを入れてストップさせるやり方です。

このアクションは、喰わせの間を軽快に作り出せるので、広い景色をサーチしながらバイトまで持ち込むことができます。

リーリングのスピードはその時の状況によって変えます。

ナイロンラインとフロロカーボン

フロロカーボンでアーマジョイントを強めにアクションさせるとルアーが深い方に行こうとします。

対して、ナイロンラインを使用すると同じレンジをアプローチすることができます。(ナイロンラインはフロロカーボンは較べて伸びやすいので、そのタイムラグでルアーのアクションが雑になることがあります。しかし低伸度ナイロンラインを使うことでその懸念を解消することができます。)

また、フロロカーボンはラインが沈むので、その重みでルアーを自発的に前に進めようとします。

なので、深いレンジをスローにアプローチしたい場合にフロロカーボンが有効です。(アーマジョイントをサスペンドチューンして使う場合もフロロカーボンがおすすめです。)

カラーラインナップ

アーマジョイントには”膨張系カラー” ”クリア系カラー” ”ナチュラル系カラー”がラインナップされています。

膨張系カラーである”チャートホワイト” ”STモノクロベイト”は非常に見やすいカラーです。

また、STモノクロベイトは腹と側面のパールホワイトが違うのでボヤケて明滅してくれます。

クリア系カラーである”STキラークイーン”は、透け感のあるカラーで背中には強めのパープルが採用されています。

これは、奥田プロの経験上スイムベイトやビッグベイトでパープル色が上手く発色するカラーが良く釣れるからだそうです。

ナチュラル系カラーである”Nオニヤマベ”は、全国的に生息しているハスをイメージしたカラーで、ナチュラルなフラッシングでアピールします。

”GLシャッド”は、クリアウォーターやステインウォーターで非常に釣れるカラーです。

また、シマノの技術であるスケールブーストによって細かい鱗刑が非常にリアルに施されています。

おすすめロッド

奥田プロがアーマジョイントに使用しているロッドは『バンタム 1711MH+-SB/2』です。

この1711MH+-SB/2は、ソフトティップで且つ強いバット部分が長いのが特徴で、ソフトティップによってバイトとルアーの波動を取り、強いロングバットによって少ない力でガッチリと魚を掛けることができます。

さらに、キャスタビリティー性能が非常に高いのも特徴です。

また、MH+という表記ですが55クラスの魚でも抜き上げることができます。

おすすめリール

奥田プロがアーマジョイントにメインで使用しているリールは『バンタム XG』です。

ナイロンラインや高速巻きをする場合は『アンタレルDC HG』も使用します。

ビッグベイトは掛けてからゴリ巻きファイトして、早くランディングするのが重要なのでリールのギア比は高い方がおすすめです。(ギア比が高いと早いアクションも可能です。)

奥田プロがリールで重要視しているのがノブで『ウルトラストロングハンドル 48mm(夢屋)』を使用することで、リーリングジャークやゴリ巻きファイトが非常にやりやすくなります。

おすすめライン

奥田プロがメインにしているラインはフロロカーボンラインです。

しかし、ルアーを極力浮かせたい場合やラインから先にポイントに入れ込みたくない場合はナイロンラインを使用しています。

また、ラインの太さはナイロン・フロロカーボン共に20lbを基準にします。

この基準とした20lbからフィールドの状況に合わせて(ウィードやカバーがある場合は太く、ラインのプレッシャーを減らしたい場合は細くします。)変更します。

ウェイトチューン

アーマジョイントはスローフローティングで作られているので、ゆっくりと浮くように作られています。

なので、サスペンドやシンキングにしたい場合は『ウェイトシール』を貼って調整します。(水温によってサスペンドするセッティングが違うので、水温によって微調整するのが重要です。)

ウェイトシールを貼る位置はフロントフックの前か後ろです。(ウェイトボールが入っているのがこの位置です。)

また、シンキングにする場合は『クイックチェンジャーシンカー』をフロントフックアイに掛けることで、丁度いいバランスでシンキングになってくれます。

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