【ボトムアップ】ハリースライドの特徴&カラーを紹介!!

ボトムアップ(BOTTOMUP)よりバックスライドフォールと自発的なアクションが融合したワーム『ハリースライド(Hurry Slide)』が新登場!!

ボトムアップ/ハリースライド

ハリースライド

バックスライド性能とアクション性能を両立させるのは非常に難しいことです。

なぜなら、アクションを生むための水の抵抗は、バックスライドフォールの妨げになるからです。

しかし、この『ハリースライド』は、各パーツの形状や重心バランスを徹底的に検証し、この相反する性能の両立を限界まで融合しました。

アピール力があり生命感溢れるバックスライドフォールは、バスから発見されやすく、それでいて疑いのないバイトへと導いてくれます。

 

ハリースライド ディテール

ツメ

ツメはバックスライドフォール中のわずかな抵抗でもレスポンス良くアクションして、サスペンドしているバスを刺激します。

(ベストな角度を保持するためにファクトリーロックが取り付けられているので、使用する際はカットして使用します。)

ヒゲ

ヒゲはわずかに震えて艶めかしくアクションします。

さらに、ヒゲの付け根に設けられた土台は、ヒゲとラインの干渉を減少させて、安定したバックスライドアクションを生み出す役割があります。(土台にラインアイを乗せる形でフックをセットします。)

レッグ

レッグはバックスライド時には抵抗にならず、ロッドでアクションを加えるとフワッと開閉してバスを誘います。

ボディ

バックスライドフォールと自発的なアクションが両立するフォール姿勢を適える重心バランスに調整。

ボディ中心に設けられたセンタースリットは、フックポイントを埋める肉盛り(リブ)と相まって、スナッグレス性能とフッキング性能を両立させています。

マテリアル

マテリアルには潮を高密度に配合。

コンパクトボディながらに9.5g以上の重さ(平均値)は十分なキャスタビリティを備えています。

また、ファットボディながらにフッキングのいいマテリアルが採用されています。

 

バックスライドワーム ハリースライドを川村光大郎プロが解説!!

開発コンセプト

川村プロがハリースライドを作るに当たって一番叶えたかった事が「バックスライド性能と自発的アクションの両立」です。

このバックスライド性能と自発的アクションは相反するモノで、バックスライド性能を求めるとノーアクションになりやすく、自発的アクションを求めるとバックスライド性能が損なわれてしまいます。

ハリースライドは軽い抵抗でレスポンス良くアクションする腕からツメのデザインとフォール時の角度を求めた結果、この2つを”限界融合”させることに成功しました。

では、フォール角度がなぜ重要なのかというと、水平姿勢でバックスライドすると長い距離バックスライドさせることができますが、フォールスピードが遅くなってパーツをアクションさせることができません。

さらに、水平姿勢でバックスライドするとボディのお腹側からしか水を受けないので、パーツがアクションする向きに水を受けません。

なので、ハリースライドは45度の角度でフォールするように作っています。

また、45度の角度でフォールすることで、カバーへの突破力も向上しています。

遠投性能

バックスライドワームは遠投して使用することも多いワームです。

なので、その性能を追求する為に重さを持たせて作りたいですが、重さを持たせるとどうしてもボリューム感が増してしまいます。

そこで、ハリースライドは遠投の効く約9.5gという絶妙な重さに設定して、3.3インチというボリュームに抑えることで、遠投性能を持たせながら喰わせられるボリューム感を両立させています。

誘い

バックスライドワームで最も釣れる確率が高いアクションはファーストフォールですが、近年のバスはファーストフォールでは食わない場合があるので、ハリースライドはその後の誘いでも喰わせられるようにロッドをチョンチョンと誘うとサイドレッグがフワフワとなり、スーッと持ち上げるとツメが反り返ってパタパタとアクションして誘えるように作っています。

スイッチ

バックスライドワームは基本的にカバーにアプローチした後にフリーフォールでバックスライドさせて誘いますが、あえて着水したらロッドで逃がすアクションを加えてフリーフォールさせることで、バスのスイッチを強制的に入れることができます。

スレていて普通のバックスライドでは喰わせられない場合や岸際が浅くて水面への逃げのアクションにバスが気づきやすい場合におすすめの誘い方です。

ハリースライドのフックセッティング

ハリースライドはファクトリーロックでツメが繋がっているので、まずはそれを千切ります。

千切ったらヒゲの真ん中からフック(川村プロはライトニングストライク #4/0を使用。)を刺して、下顎のセンターラインからフックを抜きます。(ヒゲの間に設けられている土台の上にフックポイントが来るように刺します。この土台はヒゲとラインが干渉しないようにする役割があります。)

そして、ボディのスリットからフックを入れて、背中側にフックを抜いて、スリットに備わっている肉盛りにフックポイントを入れたら完成です。

タックル

川村光大郎 バックスライド タックル

ロッド : スティーズSC C69M+-ST ファイヤーウルフ(ダイワ)
リール : スティーズリミテッドSV TW 7.1L(ダイワ)
ライン : スティーズフロロ クロスリンク 13lb(ダイワ)
ルアー : ハリースライド(ボトムアップ)+ライトニングストライク #4/0(ハヤブサ)

鈴木翔 バックスライド タックル

ロッド : スティーズSC 6111M/MHRB ファイアウルフ(ダイワ)
リール : スティーズリミテッドSV TW 1016SV-HL(ダイワ)
ライン : スティーズフロロ タイプモンスター 13lb(ダイワ)
ルアー : ハリースライド(ボトムアップ)+ライトニングストライク #4/0(ハヤブサ)

 

ハリースライド スペック&カラー

ハリースライド スペック

Length : 3.3インチ
Type : バックスライドワーム
Color : 10色
Count : 5本入
Price : ¥891(税込み)
発売日 : 2022年4月下旬

ハリースライド カラー

M004 ダークシナモンブルー&ペッパー

グリパンに近い色合いに、少ない光量でも艶めかしく光り、ゴリの斑点や青みがかったエビをイメージする青ラメ。

地味&ちょいアピールカラー。

M005 グリーンパンプキンペッパー

迷ったらコレ!フィールドを選ばず威力を発揮してくれる定番実績色。

ツメの先端だけチャートに染めるのもいい感じです。

M010 モエビ

モエビの色味と透明感を再現しつつ、極小のオリーブ&コパーフレークで繊細にアピール。

砂地に馴染む色合いは、サイトフィッシングでのステルスカラーとしてもうってつけです。

M017 ブラックブルーフレーク

マッディウォ―ターやカバー撃ちで多用するバックスライドワームにおいて、濃いシルエットでバスに気づかせるブラックは必須。

特にドチャ濁りでは代用の利かない絶対色に!

ブルーフレークは少ない光量でも艶めかしく光り、生命感をかもし出します。

M021 ウォーターネオン

タフッたときこそ頼りになるスモークに、ブルー&パープルクリスタルを高密度に配合。

青みがかったエビやザリ、そしてブルーギルっぽくもある。

ナチュラル系でありながら少ない光量下でも艶めかしく光り、バスからの発見率を高めます

M022 エビミソ

コアファンも多い釣れスジカラー。

赤みを帯びだす、ハリースライドと同サイズのザリガニをイメージし、レッドフレークを多めに入れました。

適度な強さとナチュラルさを併せ持つこの色は、ステインからマッディでのベースカラーとしても最適です。

T205 グリパンチャート

地味&派手なギャップは、チラチラとした明滅で高いリアクション効果を有します。

また、濁った時やローライトなど、目立たせたい状況においても他を圧倒する必釣カラーです。

T213 スモーキークローダッド

エビっぽくも子ザリっぽくもある絶妙な色合い。ボトムをはわせたときのリアリティは特筆モノです

ブラウンとスモークの組み合わせは水色も問わず、幅広い状況で威力を発揮します。

T219 KUWASE

周囲に溶け込むような地味カラーは、ナチュラルに徹し食わせることに特化。

ハイプレッシャーフィールドや晴天、クリアウォーターなど、見きられやすい状況でもっとも頼れる色。

T228 脱皮シュリンプ

極小ブルーフレークによる青みと、薄いシナモンピンクとのツートンは、脱皮直後の殻の柔らかいエビや小ザリをイミテート。

弱々しい透け感はありつつも、フラッシングとツートンによる色調変化がバスからの発見率を高めます。

 

ハリースライド 水中動画

 

ハリースライド まとめ

・ハリースライドはバックスライドフォール中にも自発的にアクションしてくれる。

・ヒゲは微かに震えて艶めかしくアクションする。

・センタースリットとフックポイントを隠せる肉盛りによってスナッグレス性能とフッキング性能に優れている。

・塩が高密度に配合されているので、コンパクトボディながらにキャスタビリティに優れている。

・おすすめフックサイズはオフセットフック #3/0~4/0

情報元
https://bottomup.info/products/hurryslide/

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