永野総一朗プロがコイケシリーズで琵琶湖を攻略!!

ルアーニュースアール(LureNewsR)公式YouTubeチャンネル LureNews.TVにて『Vish・たまらんばい永野の南湖LOVER vol.5「さよなら高比重」』が公開されています。

永野総一朗プロがコイケシリーズで琵琶湖を攻略!!

痙攣アクション

晩秋・初冬は朝冷えていることが多いので、バスは基本的にボトムでじっとしています。しかし、何かエサがあれば喰いたいと思っている状況です。

そんな、ボトムにじっとしているが微妙にやる気のあるバスを釣っていく際におすすめなのが”痙攣アクション”です。

痙攣アクションは、コイケシュリンプでボトムを叩いていく釣りで、”ロッドで叩いて張る”という動作を繰り返してアクションさせます。

名鉄沖導水管

名鉄沖の導水管は、岸から3本のパイプが伸びて、その先にポンプ小屋と呼ばれるレンガ作りのブロックが2つ沈んでいるストラクチャーです。

この名鉄沖の導水管の基本的な狙い方は、岸から沖に向かっているパイプに沿ってルアーを通すのが基本です。

しかし、どこにパイプがあるのかイマイチ分からないので、パイプに沿ってルアーを通すのは至難の業です。

そこでおすすめなのが、魚探にパイプを映し、その真上でボートをステイさせて、岸にある名鉄の4つの白いアパートの左1と2の間から烏丸半島に向かって導水管が引かれているので、西側にキャストする場合は白いアパートに向かって、東側に向かってキャストする場合は烏丸半島に向かってキャストする方法です。

ウィードの溝

琵琶湖南湖には、ウィードが生えている場所と生えていない場所が長い溝のようになっているポイントが点在しています。

晩秋・初冬といった季節は、このようなウィードが濃い所の近くにあるウィードの無い場所が喰わせドコロになります。

旧六本柱

旧六本中北は東岸側のウィードエッジにあるポイントで、このポイントは毎年カナダ藻が生えます。

なので、クランクベイトやアラバマリグといった巻き物で広く釣れるポイントです。

そんな旧六本中北のウィードには、何ヶ所か藻抜けポイントがあります。

晩秋・初冬にキーとがなるのがこのような藻抜けポイントです。(特にリングビアウォーレイがあればいい)

このようなポイントは、旧六本中北以外にも”赤野井” ”アクティバ” ”ヤマハ井筒” ”木の浜”などに存在しています。

コイケシュリンプビッグ・マグナム フックポイント

コイケシュリンプビッグ・マグナムは、ボディに毛がまんべんなく取り付けられているので、フックセット時にはフックポイントの周りの毛をカットして、フッキングの妨げにならないようにします。

また、毛がガードになるのでフックポイントはワームの中に隠さずに使用します。

コイケシュリンプマグナム 刈り上げエディション

刈り上げエディションチューンは、コイケシュリンプマグナムのボディに取り付けられている毛を頭の2列だけ残して毟り取るチューンです。

毟り取ったら『フッキングマスター モンスタークラス #6/0』を頭(毛が残っている側)から刺して、3節目のお腹(一本目の毛の根本)から抜きます。

こうすることで、ジャーク時に首を振ってくれるようになります。

 

永野総一朗プロのガイド情報はこちら

 

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永野総一朗 タックル

永野総一朗 ウェイテッドリグ タックル

ロッド : マッカ レッドシグネイチャー HUMRC-611MHST/RS(ハイドアップ)
リール : 20メタニウムXG(シマノ)
ライン : ガノア・アブソルートAAA 20lb(バリバス)
ルアー : コイケシュリンプビッグ(ハイドアップ)+オフセットフック モンスタークラス #4/0(バリバス)+フックセットシンカー おもし! 1.8g(バリバス)

永野総一朗 大型ワーム(ノーシンカー) タックル

ロッド : マッカ HUMRC-73HST/RS(ハイドアップ)
リール : 20メタニウムHG(シマノ)
ライン : アブソルートMG フロロカーボン 20lb(バリバス)
ルアー : コイケシュリンプマグナム(ハイドアップ)+オフセットフック モンスタークラス #6/0(バリバス)

永野総一朗 高比重ノーシンカー(ジャーク) タックル

ロッド : マッカ HUMC-71H(ハイドアップ)
リール : 20メタニウムXG(シマノ)
ライン : ガノア・アブソルートAAA 20lb(バリバス)
ルアー : コイケシュリンプマグナム(ハイドアップ)+オフセットフック モンスタークラス #6/0(バリバス)

永野総一朗 ヘビーダウンショット タックル

ロッド : マッカ HUMC-610MH+(ハイドアップ)
リール : SLX70XG(シマノ)
ライン : アブソルートMG フロロカーボン 18lb(バリバス)
ルアー : コイケフルキャスト(ハイドアップ)+モスキート モンスター #4/0(バリバス)+TGグレネード ダウンショットシンカー 10g(バリバス)

ハイドアップ/コイケフルキャスト プロのインプレ

コイケフルキャスト

コイケは”濃い毛”という名前の通り、ボディにたくさんの毛が配されたエラストマー素材のワームで、コイケフルキャストはそのコイケのマグナムバージョンです。

永野プロは実践で投入する前は「釣れるのか!?」と思っていたそうですが、実践で投入してみるとアベレージサイズ 50cmというとんでもない釣果が出ました。

そんなコイケフルキャストはの発売日は、2022年3月頃を予定しているそうです。

コイケフルキャスト 重さ

コイケフルキャストは本体にけっこうな自重があるワームなので、ノーシンカーでもMH~Hロッドにフロロカーボン 16~20lbという、高比重ノーシンカーやラバージグで使用するようなタックルで扱うことが出来ます。

おすすめフックフックは『モスキートモンスター #4/0(ノガレス)』です。

スルーダウンショットリグ

今回、永野プロがコイケフルキャストで使用したリグが”スルーダウンショットリグ”です。

スルーダウンショットリグは『スルーダウンショットリーダー 20~50cm』『TGグレネード ダウンショットシンカー 10g』を使用したリグで、このリグでウィードの中にある”藻抜け”ポイントを痙攣アクションで釣っていました。

痙攣アクションとは、コイケフルキャストはエラストマー素材なので何もしなければ浮いてきます。

そのコイケシュリンプをロッドで叩いてアクションさせるのが痙攣アクションです。

フリーリグ

コイケフルキャストは前述したように浮力の高いワームです。

なので、フリーリグで使用するとシンカーだけフォールする状態になります。

しかし、ラインを張ってカーブフォールさせるとワームとシンカーが一緒にフォールしてくれます。

そして、ラインを緩めるとコイケフルキャストだけが浮上していきます。

永野総一朗プロがボトムジャークと痙攣アクションのやり方を紹介!!

ボトムジャーク

キャスト後、必ずラインメンディングを行って、ロッドからルアーまで一直線になるようにします。

そこからフォールを行いますが、フォール時にはラインをフリーにするのではなく、ラインがルアーまで一直線になるように少し張った状態をキープしてフォールさせます。(これは一回目から正確にアクションさせる為です。)

コイケシュリンプマグナムの場合、1m沈ませるのに約5秒カウントします。

ルアーが着底したら一回ラインを張って、そこから2回アクションを加えます。(竿先の軌道を真っ直ぐアクションさせます。)

そして、ラインがルアーの方向を向いている状態で5秒間ステイさせます。

5秒間待ったら、ラインスラッグを取って、ルアーが動かないぐらい軽くラインを張って、アタリを確認してからもう一度2回アクションを加えます。

この動作を繰り返します。

もし、アタリがあればクラッチを切って、5秒ほどラインが出ているのを確認してから巻きアワセします。

ボトムジャーク タックル

ボトムジャークの釣りはタックルが重要で『張りのあるレギュラーテーパーのHアクション』がおすすめです。(永野プロはマッカ HUMC-71Hを使用。)

リールにはハイギアリールを使用して、ラインにはフロロカーボン 20lbの『アブソルート AAA 20lb』を使用します。(フロロカーボン 20lbを使用する理由は、ラインを沈めるためと伸びを少なくするためです。)

使用するルアーは『コイケシュリンプマグナム 刈り上げエディション』です。

痙攣アクション

キャスト後、ボトムジャークの釣りと同じく、ラインメンディングをしてロッドからルアーまで一直線にします。

そこから、1m約5秒フォールするイメージで待ちます。

着底したら、一度軽くラインを張って、ラインの方向に竿先をテイクバックして、そのまま振り下ろします。

このアクション時にロッドが勝手に跳ね返るぐらい軽く持つのがコツで、そのように持つと”ボヨヨ~ン”となるので、その振動を次は止めるために張ります。(振動を止めるために張るのはアクションを加えた時にバイトしたアタリを感じる為とルアーのスタックを感じる為です。)

この釣りは、アタリが直ぐに分かる釣りなので、漁礁や沈み物といった直ぐにバスを剥がさないと巻かれる危険のあるポイントで活躍してくれます。

痙攣アクション タックル

痙攣アクションの釣りはソリッドティップが必要で、永野プロはコイケシュリンプマグナムには『マッカ レッドシグネイチャー HUMRC-73HST/RS』を使用。コイケシュリンプビッグやフリーリグ7gには『マッカ レッドシグネイチャー HUMRC-611MHST/RS』を使用しています。

なぜ、ソリッドティップが必要なのかというと、チューブラーの場合はアクションを加えた時にルアーが飛んでしまいますが、ソリッドなら振動を伝えるがルアーが移動しにくいからです。

ラインにはアクションにキレを出す為にフロロカーボン 20lb(アブソルートMG フロロカーボン 20lb)を使用します。

使うルアーは、ボトムでルアーを痙攣させた際に、ワームが痙攣するようなアクションをするパーツが付けられているルアーです。(コイケシュリンプシリーズやクロー系ワーム、ホッグ系ワームなどです。)

フックセットシンカーおもし!の活用法

オフセットフック

最もオーソドックスな使い方が、オフセットフックにセットする方法です。

おもし!は、モンスタークラス(ノガレス)などの太軸フックに対応しており、各メーカーのオフセットフックを即座にウェイテッドフックに変更することができます。

さらに、重心を前に変更したり、後ろに変更したりすることができるので、フォール・スイミング姿勢を意のままに操ることが出来ます。

スピナーベイトの早巻きカスタム

スピナーベイトにおもし!3.5gをセットすることで、早巻き対応のスピナーベイトにすることができます。

セット方法は簡単で、スピナーベイトのフックにおもし!を通して、おもし!に開けられている穴にスピナーベイトのワイヤーキーパーを通して固定するだけです。

また、おもし!3.5gを使うことでスピナーベイトのウェイトを3/8oz→1/2oz、1/2oz→5/8oz、5/8oz→3/4ozに変更することができます。

マスバリ

モスキートモンスター #4/0などの大型のマスバリにもセットすることができます。

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