バイブレーションのただ巻きとリフト&フォール それぞれの使い方を紹介!!
レイドジャパン(RAID JAPAN)公式YouTubeチャンネル RAID JAPAN Official Channel にて『【RAIDJAPAN】晩秋ため池バイブ検証!![金森隆志][岡友成]』が公開されています。
バイブレーションのただ巻きとリフト&フォール それぞれの使い方を紹介!!
バイブレーション ただ巻き
アングラーに向かって地形がなだらかに浅くなっている場合は、ロッドを下げた状態から徐々にロッドを上げて、ルアーの軌道を上ると気持ちよく足元までトレースすることができます。
さらに、この方法なら根がかりも回避することができます。
寒い時期のバイブレーション
寒い時期にバイブレーションを使う場合は、底が丸見えの場所は無視します。(例えば透明度が1mの場合は水深1mを無視します。)
しかし、だからといって最初からど真ん中に投げて巻いてもキリがないので、シャローからアプローチして扇状に深いポイントにアプローチしていきます。
レベルバイブとレベルバイブビッグ
レベルバイブ(3/8oz)のただ巻きで最も適している水深は1.5~2mです。
なので、水深2mを越しているポイントのボトムを引きたい場合はレバルバイブではなく、レベルバイブビッグ(5/8oz)を使用します。
リフト&フォールの適したポイント
バイブレーションはリップがないルアーなので、巻くと徐々に浮き上がってしまいます。
しかし、リフト&フォールなら一度バイブレーションをフォールさせるので、水深があるポイントやボトムに変化がある場所に有効です。
リフト&フォールをやる際の基準
リフト&フォールは、ベイトが動き回っているのではなくボトム付近に固まっている場合やバスがボトムに対しての捕食行動が癖になっている状況(ボトムに追い込んで捕食している場合やボトムのベイトを捕食している場合)に有効です。
リフト&フォールのバイト
リフト&フォールのバイトの95%はフォール時に起こります。(フォールでバイトしているが気づかずにリフトで掛かって気づく場合があります。)
なので、魅力的なリフトとフォール時に喰わせる”間”を用意します。
リフト&フォールを効果的に使う方法
寒くなると野池のど真ん中にアプローチしがちですが、いきなりど真ん中で喰わせようとしても集中力が持ちません。
なので、広い景色の深い場所を狙う場合は”探っていくイメージが大事”です。
この時に重要になるのがテンポ良く探ることで、その為に大きくリフトするのではなく、小刻みにリフトしてテンポ良く探ります。
コンディション
金森プロの経験上、秋口から冬に掛けてはただ巻きで喰ってくる魚の方がコンディションがいいことが多いそうです。
なので、コンディションのいい魚を釣る場合は巻くのが大事ですが、冷え込んだ場合やプレッシャーが掛かっている場合など魚が動かない状況では、ボトムを使って魚を騙せるリフト&フォールが効果的です。
しかし、寒いからといってリフト&フォールに集中しすぎると元気のない魚や小さな魚ばかり釣ることになります。
鉄板とバイブレーション
水に色が付いている場合はフォールが早いとバスが追いきれない場合があります。(厳寒期なら基本的に水はクリアアップします。)
なので、鉄板バイブレーションではなく、空気室のあるバイブレーションでフワッとフォールさせて、しっかりとバスに見つけさせてバイトさせます。
タックル
岡友成プロがバイブレーションに使用しているロッドは、飛距離を出すことが可能でショートバイトも拾うことが出来る『グラディエーターアンチ GA-610MC Joker』です。
リールには『ジリオンSV TW 1000HL』を使用して、ラインには『エクスレッド 12lb』を使用しています。
金森隆志プロがバイブレーションに使用しているロッドは、ソリッドティップを備えている『グラディエーターマキシマム GX-70HC-ST THE MAXX』です。
リールにはギア比7.1の『スティーズSV TW 1016SHL』を使用して、ラインには『フロロリミテッド 12lb』を使用しています。