林晃大プロがシャッドキャロシンカー ウィップの使い方&釣り方を紹介!!
OPS公式YouTubeチャンネル O.S.P にて『シャッドキャロ専用シンカー「ウイップ」の使い方&釣り方を林晃大が解説!』が公開されています。
OSP/ウィップシンカー
開発秘話
元々は、中どうしシンカーが遊動しないようにウキ止めゴムを付けて使用していました。
しかし、これだとシンカーが動くことによって、シンカーが結び目と接触してラインが切れるトラブルが発生していました。
そこで、林プロはアイディアを膨らませて、スイベルにクイックチェンジャーシンカーを取り付けて使用したそうです。
固定式にすることによって、ライントラブルは解消してストレスなくシャッドキャロの操作が可能になりました。
このシステムでチャプターを優勝!!
その後も試行錯誤していき、辿り着いたのがバレットシンカー固定アイシステムです。
この形状も良かったそうですが、理想とするキレのあるシャッドの動きや引き抵抗を低減する方法を求めた結果、細身のスティックタイプに辿り着いたそうです。
そこから更に製品化するに当たり、誰でも使えてOSPが掲げる“10years standard”にも恥じない製品にまで高めたのが、この『ウィップシンカー』です。
形状&素材
直進安定性を向上させるために細身の形状が採用されています。
素材は樹脂タングステンよりも比重の高い”焼結タングステン”が採用されています。
この素材は同じ重さでも樹脂タングステンよりもコンパクトにできるので、シャープにシャクることができます。
さらに、感度がいいのでルアーがどこでどんな状況なのか高次元に把握できます。
カラー
シンカーはなるべく目立って欲しくないので、マットブラックが採用されています。
また、塗装ではないので使用していくうちに色が剥がれることもなく、さらに削れることもありません。
ウェイトの使い分け
ウィップシンカーには3.5g、5g、7gがラインナップされています。
ウェイト別のおすすめ深度は3.5gが水深4~6m、5gが水深5~8m、7gが水深7~10mです。
しかし、水深4~5mを攻める場合のおすすめウェイトは3.5gですが、逆に5gを使用してよりボトムに当ててリアクション気味に使う使い方も効果的だそうです。
シャクリのキモ
シャクリのキモは”如何に省エネな動作でシャクるか”だそうです。
鋭くシャクるのはもちろんですが、力だけでシャクると疲れて長時間やり続けられないので、なるべく省エネに動かします。
ただ、シャクリの強さは時期にもより5~6月は強いシャクリを嫌う傾向にあるので優しくシャクリ、秋はリアクションで喰わせないといけないので、鋭くシャクるそうです。
また、ウィップシンカーは類似のシンカーに比べてコンパクトに仕上がっているので、同じアクションでもキレが増しています。
ハイカット
ノーマルハイカットはバランスがいいので、起伏の激しいエリアでもしっかりとボトムに食い付いてくれます。
さらに、バランスを崩したとしてもしっかりと立ち上がってくれます。
林プロがハイカットDRではなくノーマルハイカットを使う理由は、固定重心か重心移動システムかの違いで、固定重心のノーマルハイカットの方がジャーク時にキレがあり、バランスを崩した後の戻りも速いのでノーマルハイカットを使用しているそうです。
林晃大 タックル
林晃大 シャッドキャロ タックル
ロッド : ワイルドサイド WSS64ML(レジットデザイン)
リール : スピニングリール
ライン : PE0.4号+フロロカーボン 8lb
ルアー : ハイカットF(OSP)+ウィップシンカー 7g(OSP)