清水盛三プロがサンライン デファイアーシリーズを解説!!
サンライン(SunLine)公式YouTubeチャンネル sunlinefishing にて『徹底解説!『デファイアー』シリーズとは?』が公開されています。
サンライン/デファイアー Dブレイド(D-Braid) プロのインプレ
開発経緯
この『D-Braid』は、清水盛三プロが参戦していたアメリカのトーナメントのトッププロ達が10年以上前からスピニングタックルにブレイド系ラインを使用して、ディープ攻略やパワーフィネスをしているのを見た清水プロが、既存のサンラインのPEラインを使用して試してみたところ「もっとこうしたほうがええんちゃうか?」や「こういうラインがあればもっと使いやすくて、もっと飛躍的にその釣りがやり易くなるんじゃないか」っという思いを抱いたので、この『D-Braid』と『D-Leader』を開発することにしたそうです。
バス釣りにおけるPEライン
PEラインは基本的にルアーとPEラインを張った状態で使う釣りで使用されることが多かったです。(例:ジギングやシーバスのキャスティング)
しかし、バスの場合は糸が弛んでいる状態でアクションさせたり、すごく軽いルアーをキャストする場合にスピニングタックルを使用するので、バス釣り用のPEラインは既存のPEラインとは違う性能がいります。
Dブレイド 特徴
Dブレイドは、しっかりと張りがあるが硬すぎないラインなので、ルアーに対して糸が真っ直ぐ伸びてくれて、さらに風があってもラインメンディングすればすぐにラインを真っ直ぐにすることができます。
そして、従来のPEラインは水に浮くので、ボトムのリグに対して角度が垂直になってしまいシェイク等のアクションを水中のリグまで伝えきれませんでしたが、Dブレイドは従来品に比べて比重が重く製作されているので、そのライン角度を減らしてくれます。
また、バス釣り用のロッドは、PE用のガイドを搭載されていることが少ないですが、そんなバス用ロッドのガイドでもささくれ立ちにくいラインに作られているので、リーダーとメインラインの結束部分から切れることが非常に少なくなっています。
Dリーダー
バス以外の釣りには専用のリーダーが存在していますが、バスには専用のリーダーがありませんでした。
そこで、清水プロは専用の『D-Leader』を制作したそうです。
このDリーダーは「伸びが少なく」「根ズレにも強い」のが特徴です。
サンライン/デファイアー プロのインプレ
デファイアーシリーズ
デファイアーシリーズは、元々モノフィラメントのナイロンラインから始まり、『デファイアーアルミーロ』といったラインが追加され、今回『D-Braid』と『D-Leader』が追加されました。
元々、サンラインから硬いナイロンラインが出せれており、そこで清水プロが「キャストしやすい」「扱いやすい」「飛距離が出る」ラインが欲しくて、しなやかであって巻癖が付きにくいナイロンラインを目指して『デファイアー』が開発されました。
サンライン/デファイアー アルミーロ
開発経緯
2タイプのナイロンラインを製作したかった清水プロがデファイアー制作後に取り掛かったのが『フロロカーボン並に伸びないナイロンライン』でした。
そこで、少々硬くなってもいいので、とにかくナイロンラインだけど伸びにくい『デファイアー アルミーロ』が制作されました。
なぜ伸びないナイロンラインが必要か
なぜ、デファイアーアルミーロのようなナイロンラインが必要なのかというと、大きめなクランクベイトなどをシャローで何百回とキャストしながら手返し良く釣るには、フロロカーボンラインだとナイロンラインと比べてしなやかさに欠けてしまうので、キャスト回数の多い釣りでは巻きグセが付いてしまいます。
対して、ナイロンラインは巻グセがフロロカーボンに比べて軽減されるので、ナイロンラインを使用しているそうです。
そして、ラインが伸びるとアワセが効かないので、伸びないナイロンラインである『デファイアー アルミーロ』を使用しているそうです。
ラインナップ
デファイアー アルミーロは25lbまでラインナップされているのですが、これはビッグベイトやスイムベイトといった大きなルアーは、キャストして巻くルアーなのでどうしてもフロロカーボンラインだとヨレてしまいます。
なので、25lbまでラインナップして大きなルアーをナイロンラインで扱えるようにしているそうです。