金森隆志プロがバックスライドの釣りを解説!!
レイドジャパン(RAID JAPAN)公式YouTubeチャンネル RAID JAPAN Official Channel にて『ただ沈めるだけではもったいない!!これが今のバックスライドだ!![RAIDJAPAN]』が公開されています。
金森隆志 バックスライド
バックスライドのキモ
バックスライドは、釣れるバックスライドワームを探すのではなくバックスライドのタイプとサイズ感、そしてそのポイントに対しての使い分け方が重要です。
アヴィ35 特徴
アヴィ35のような小型のバックスライドワームは、遠投しようにも小型なので飛距離が出ません。
なので、アヴィ35のような小型バックスライドワームは”足元”や”近場”などの接近戦に適したワームです。
そして、小型バックスライドワームはディープを狙うのにも適していないので、使う水深はシャローエリアが主になります。
また、2WAYは基本的にオフセットフックで扱えませんが、このアヴィ35はオフセットフックで扱えるので、カバーが絡んだサイトフィッシングでも使用することができます。
金森隆志プロのシークレットな使い方として、エビ喰いバスを狙う”水面高速トゥイッチ”という使い方もできます。
アヴィ50 特徴
アヴィ50は35に比べて大きいので、ある程度のパワーがあるタックルで扱うことができます。
なので、このアヴィ50は35ではアプローチしにくい足場が高い場所やカバーが濃くてスピニングタックルでは厳しいポイントで活躍してくれます。
そして、サイズが大きくなった分単純に飛距離も伸びます。
なので、中距離戦やスキッピングでカバーに入れるのに向いています。
また、サイズアップしたことによりアピール力と飛距離が向上したので、ある程度水深が深い場所でも扱うことができます。
総合するとアヴィ50は近~中距離をある程度のタックルで攻められるワームです。
バギークロー 特徴
バギークローはアヴィと断面の形が違います。
そして、飛距離と操作性を重視したワームなので、基本的には対岸のカバーや沖のフラットなどの遠距離の釣りに向いています。
また、スピニングタックルやベイトフィネスタックルでは太刀打ちできないようなヘビーカバーや濃いベジテーションに対して、バギークローは強いベイトタックルで扱うことができるので攻略することができます。
アヴィ35 セッティング
アヴィ35のおすすめフックは インフィニ ホビット #2(Ryugi)です。
ネイルシンカーは0.3g、0.45、~0.9gまでがおすすめです。
これ以上重いウェイトのネイルシンカーだとアヴィ35の良さが消えてしまうそうです。
アヴィ50 セッティング
アヴィ50のおすすめフックは ダブルエッジ #2/0(Ryugi)です。
ネイルシンカーは0.3g、0.45g、0.9g、1.3gまでがおすすめで、金森プロのベストウェイトは0.9gだそうです。
バギークロー セッティング
バギークローのおすすめフックは スタンダード #5/0(Ryugi)で、どうしてもボリュームのあるワームにはワイドゲイプを使いたくなりますが、ワイドゲイプのフックはズレる余地があるので、ヘビーカバーに対してはナローゲイプがおすすめだそうです。
しかし、オープンウォーターを攻める場合はしっかりとフッキングする余地を残した方がいいので、ワイドゲイプのフックがおすすめです。
ネイルシンカーはスライド幅を出すのなら0.9gから1.3g、1.8gまでがおすすめで、金森プロの個人的なおすすめは1.3gだそうです。
バギークロー チューニング
バギークローのサイドに取り付けられている足を取り除くことによって、飛距離が大幅に向上します。
また、ネイルシンカーをお尻側ではなくボディの中央部に低重心に入れることによって、飛距離とバックスライド幅を伸ばすことができます。
バギークロー タックル
金森隆志プロがバギークローで使用しているロッドは、しっかりキャストしてテクニカルに操作できるグラディエーターマキシマム GX-70HC-ST THE MAXXです。
リールは、カバーが絡むのでギア比7.1のハイギアリールがおすすめだそうです。
ラインは、フロロカーボン14ポンド、16ポンドがおすすめで、ゆっくりフォールさせたい場合は16ポンドを使用するそうです。
アヴィ35 タックル
L(ライト)かUL(ウルトラライト)のスピニングロッドがおすすめで、金森隆志プロはグラディエーターマキシマム GX-61ULS-ST MAXX FIXERを使用しています。
リールは2500番がおすすめです。
ラインはフロロカーボン4ポンド、5ポンドがおすすめで、飛距離を考えるとPE0.5号にリーダー5ポンドがおすすめだそうです。
アヴィ50 タックル
アヴィ50はベイトタックルでもスピニングタックルでも扱える汎用性の高いルアーです。
まず、金森隆志プロがアヴィ50で使用しているベイトタックルはグラディエーターアンチ GA-65PBF PowerBaitFinesseにSTEEZ CT SV TW(KTF)、そしてラインはカバーを絡めるならフロロカーボン12ポンドを使用、キャスタビリティを重視する場合は10ポンドを使用しています。
そして、スピニングタックルはグラディエーターアンチ GA-611MLS-ST Strideを使用しています。
飛距離を出したい場合はスピニングタックルがおすすめで、近距離を丁寧に攻めるならベイトフィネスタックルがおすすめだそうです。