鬼形毅プロがスピニンググラスロッド ワイルドサイド WSS-G62Lを解説!!
レジットデザイン(LEGIT DESIGN)の公式YouTubeチャンネル LEGIT DESIGN にて『鬼形毅が超解説! WSS-G62L スピニンググラス レジットデザイン ワイルドサイド』が公開されています。
スピニンググラスロッド ワイルドサイド WSS-G62L
このワイルドサイド WSS-G62Lは、ピュアグラスが採用されたスピニングロッドです。
なので、スピニングロッドですがジグヘッドやダウンショットといったライトリグができないロッドです。
しかし、このロッドにしかできない釣りが確実に存在しています。
グラスの意味
グラス素材は反発力が非常に弱いので、曲がって戻るスピードがカーボンロッドに比べると遅いです。
なので、ルアーが水を噛むまでロッドが曲がりルアーの動きを最大限に引き出してくれます。
なので、グラス素材は巻物に向いている素材です。
グラススピニングの意味
スピニングでキャストするルアーは、ベイトではキャストし辛い小さなルアーやアクションがタイトなシャッドプラグなどのルアーです。
このようなルアーは、小さいなボディにしっかり水を噛まないと綺麗なアクションが出ません。
なので、ライトリグを扱うようなソリッドティップのロッドや張りの強い高感度のロッドだと引っ張りすぎて、本来のルアーのアクションが出ません。
また、軽量で空位抵抗の大きなシャッドプラグやタイニークランクなどをベイトではなくスピニングで扱うのは風の影響を気にすることなく快適に扱えるのも利点です。
グラススピニングの利点
グラスの最大の特徴は”バイトを弾かない” ”バラさない”の2つです。
この2つの特徴は、カーボンが入ったロッドとは大きな差が存在しています。
なので、グラスロッドは低水温期のショートバイトなどもバイトを弾かずにモノにできます。
また、仮に皮一枚や外掛りなどの危うい状態でもロッドが曲がってくれるのでバラシにくいです。
グラスロッドは、人間のコントロールできない範囲を素材の特性で勝手にカバーしてくれます。
グラススピニングとPEライン
グラスは反発力が弱いので飛距離を出したい場合はラインを細くします。
なので、PEラインにすることで飛距離を伸ばすことができます。
また、シャッドプラグなどのリップが小さいルアーは、太いラインを使うと綺麗にアクションしませんが、PEラインは径が細いので、シャッドプラグの本来のアクションを出すことができます。
ワイルドサイド WSC-G62Lとの違い
ワイルドサイド WSC-G62LとWSS-G62L違いは、使うルアーはほぼ同じですがベイトタックルは、いかに性能の良いリールを使ってもバックラッシュのリスクはゼロにはなりません。
特に向かい風に向かって小型ルアーを投げる場合は、ストレスがどうしても溜まってしまうのでスピニングタックルに分があります。
しかし、ベイトタックルはキャストをコントロールしやすいので、ストラクチャーにタイトに投げる際にスピニングタックルよりも分があります。
また、ベイトタックルは太いラインを使えるのも利点です。
なので、同じレングスのグラスロッドですが、WSC-G62LとWSS-G62Lには明確な使い分けができます。
ワイルドサイド WSS-G62L スペック
全長 : 6フィート2インチ
標準自重 : 126g
アクション : S
グリップ長 : 245mm
先径 : 1.9mm
元径 : 13.3mm
継数 : 1pc
適合ルアー : 3.5-11g
適合ライン : MAX 12lb
カーボン : 0%
アラミド : 0%
グラス : 100%
メーカー希望小売価格 : 29,000円