小野俊郎プロがポイズングロリアスXCシリーズを解説!!
シマノ(SHIMANO)公式YouTubeチャンネル SHIMANO TV公式チャンネル にて『ジャッカル×シマノ 2019 NEW MODEL – ポイズングロリアス XC -』が公開されています。
目次
ポイズングロリアスXC 特徴
クランキングロッド キャスト
クランキングロッドには、キャストしやすく遠投性能が高いロッドが求められます。
では、キャストしやすいロッドとはどの様なロッドかというとキャストの際に前に振り込むタイミングが掴みやすくロッドの曲がりがイメージ通り戻ってくれるロッドがキャストしやすいロッドです。
具体的にいうとしなやかでティップの返りが早すぎないロッドです。
しかし、クランクベイトをキャストする際にはパワーも必要です。
なので、硬すぎずに反発力が強すぎない良い頃合いのロッドが向いています。
クランキングロッド フッキング
むき出しのトレブルフックを確実にフッキングするには、バスのバイトを絡め獲る必要があります。
なので、しなやかで弾かないロッドがクランキングロッドには向いています。
グラスコンポジット
ポイズングロリアスXCシリーズは、ロッドのトップセクションに”グラス素材”、パワーを出す必要があるバットセクションには”カーボン素材”が採用されています。
なので、トップセクションは軽い力でも曲がってルアーのウェイトを乗せるのでキャストしやすくバッドセクションは反発力があるのでルアーのウェイトを受け止めてくれます。
そして、トップセクションがグラス素材なのでバスのバイトも絡め取ることができます。
また、フルグラスではなくグラスコンポジットなので、自重が軽く仕上がっています。
グラスコンポジットロッドには、自重が軽く、キャストしやすく、キャスト精度も良く、バイトを弾かないというクランキングロッドに必要な要素が備わっています。
フルカーボンモノコックグリップ
クランキングには巻き心地、巻き感が重要です。
その巻き心地、巻き感を得る為には”感度”が必要です。
このポイズングロリアスは”フルカーボンモノコックグリップ”が採用されているので感度が抜群です。
ポイズングロリアスXC 173MH-G インプレ
ポイズングロリアスXCシリーズの中では一番長く一番パワーのあるロッドです。
4mクラスのディープクランクから重量のあるバイブレーション、チャターベイトなどパワーが必要な巻物に向いています。
琵琶湖やパワーフィッシングが必要なフィールドで活躍してくれるモデルです。
ポイズングロリアスXC 170M-G インプレ
ポイズングロリアスXCシリーズの中で最もバーサタイルなロッドです。
10g~14gのクランクベイトを扱うのに長けており、他のXCシリーズ同様にトップセクションはグラス素材でしなやかですが、バットセクションはしっかりとしたカーボン素材なので、クランクベイトに必要なキャストからフッキングまでを高次元にこなしてくれます。
ポイズングロリアスXC 1610ML-G インプレ
7g前後のクランクベイトや巻き抵抗の軽いクランクベイトを扱うことができるロッドです。
感度が高いので吸い込むようなバイトがあっても確実に捉える事が出来ます。
霞ヶ浦などのマッディシャローフィールドで行われているタイニークランクベイトの釣りにベストマッチなモデルです。