レイドジャパンの金森隆志&江口俊介がアビ50を解説!!

レイドジャパン(RAID JAPAN)の公式YouTubeアカウントにて『AVI50(アビ50) 金森隆志/江口俊介W解説!!』が公開されています。

レイドジャパン/アビ50

江口俊介プロは今回レイドジャパンより発売されるアヴィ50を、”小型のバックスライドワーム”と考えており、ベイトフィネスやパワーフィネスで扱うことができる、”フィネス感”のあるバックスライドワームが欲しくて作ったそうです。

金森隆志プロはアヴィ50を最近の流行である”沈む虫ワーム”でもあると考えています。

また、アヴィ50は今までの高比重系ワームだと攻めずらかった浅いポイントを、ベイトフィネス的にサイズを落として丁寧に誘えます。

アヴィ50 セッティング方法


(バックスライドセッティング)

基本的なセッティングは上の画像の様に、細い側からフックを刺して太い側から抜くバックスライドセッティングで、このセッティング方法はカバーに入れたいときや飛距離を出したいときに使います。


(順刺しセッティング)

太い側からフックを刺して細い側に抜く順刺しセッティングの特徴は“水平フォール”することで、杭などの縦ストラクチャーをタイトに攻めたい場合に効果的です。

また、トゥイッチすることによって鋭くダートする様な動きもだせます。


(ネイルホール)

アヴィ50のお腹にはネイルシンカーを入れられるネイルホールが搭載されており、バックスライド使用時や水深がある場合、風が強いときなどに活躍します。

 

アヴィ50のメリット

アヴィ50のメリットのひとつに”飛距離”があります。

しかし、今の世の中のワームを見ると飛距離が出るワームは数多く存在しています。

ならばアヴィ50が他の飛距離の出るワームとの違いはどこなのかというと、バスを誘うパーツがたくさん付いているおり、ファールからズル引きまでしっかりと誘える点です。アヴィ50は遠投した先でもしっかりと”フィネス感”を維持して誘うことができます。

 

アヴィ50 タックル

近距離でカバー撃ちをする場合ベイトフィネスが適しています。

ロッド : グラディエーター アンチ GA-65PBF(レイドジャパン)
リール : ベイトフィネスリール
ライン : フロロカーボン(下は8ポンド、ど真ん中は10ポンド、カバーでは12ポンド)

オープンウォータでの高比重ワームとして使う場合はグラディエーター アンチ GA-63LS ディフェンダー (レイドジャパン)にフロロカーボン4~5ポンドを使い、さらに飛距離を出したい場合はグラディエーター アンチ GA-611MLS-ST ストライドPE0.6~0.8号を使うと飛距離が1.5倍ぐらいでます。

 

金森隆志プロの解説

アビ50 特徴

アヴィ50は35に比べて大きいので、ある程度のパワーがあるタックルで扱うことができます。

なので、このアヴィ50は35ではアプローチしにくい足場が高い場所やカバーが濃くてスピニングタックルでは厳しいポイントで活躍してくれます。

そして、サイズが大きくなった分単純に飛距離も伸びます。

なので、中距離戦やスキッピングでカバーに入れるのに向いています。

また、サイズアップしたことによりアピール力と飛距離が向上したので、ある程度水深が深い場所でも扱うことができます。

総合するとアヴィ50は近~中距離をある程度のタックルで攻められるワームです。

アビ50 セッティング

アヴィ50のおすすめフックは ダブルエッジ #2/0(Ryugi)です。

ネイルシンカーは0.3g、0.45g、0.9g、1.3gまでがおすすめで、金森プロのベストウェイトは0.9gだそうです。

アビ50 タックル

アヴィ50はベイトタックルでもスピニングタックルでも扱える汎用性の高いルアーです。

まず、金森隆志プロがアヴィ50で使用しているベイトタックルはグラディエーターアンチ GA-65PBF PowerBaitFinesseSTEEZ CT SV TW(KTF)、そしてラインはカバーを絡めるならフロロカーボン12ポンドを使用、キャスタビリティを重視する場合は10ポンドを使用しています。

そして、スピニングタックルはグラディエーターアンチ GA-611MLS-ST Strideを使用しています。

飛距離を出したい場合はスピニングタックルがおすすめで、近距離を丁寧に攻めるならベイトフィネスタックルがおすすめだそうです。

 

金森隆志プロ関連記事はこちら

 

 

江口俊介プロがアビの使い方を紹介!!

アビの開発コンセプト

アビは「沈む虫系ワーム」として開発されましたが『エビ』を模して作られています。(アビという名前はエビよりも喰われるモノという意味で、エビのエよりも先に位置しているアイウエオのアから付けられています。)

そんなアビには『アビ35』『アビ50』の2つのサイズがラインナップされており、アビ35はモエビやシラサエビといった小さなエビをイミテートすることが可能で、アビ50は梅雨時期に産卵するためにシャローに上がってくるテナガエビのメスをイミテートすることが出来ます。

アビのトゥイッチ

アビは基本フォールベイトなので、魚が付いていそうなポイントにフォールさせるだけで喰わせることが可能です。さらに喰わせ能力が高いので見えバスの進行方向にフォールさせるだけでも釣ることができます。

しかし、アビはそれだけではなく、トゥイッチを加えて素早く逃げるエビの姿を模して、バスの捕食本能にスイッチを入れることが出来ます。

また、オフセットフックでセットできるので、オープンウォーターからカバーまでシチュエーションを問わずに使用することが可能です。

アビの使い方

アビ35と50には基本的な使い方が3つあります。

まず、1つ目がバスが居そうなポイントや見えバスの進行方向にキャストして”フォール”させる使い方です。

このフォール時にはラインスラックを出してテンションが掛からない状態でフォールさせるのが重要です。

2つ目が”ズル引き”で使う方法です。

ズル引きで使用する場合はアビ35だと軽すぎるので、ズル引きメインで使用する場合はアビ50がおすすめです。

3つ目が”表層トゥイッチ”です。

表層でトゥイッチさせることで、表層で追われているエビをイミテートすることができます。

この3つの使い方を複合的に使うのがアビの基本的な使い方です。

アビのセッティング

小さな虫っぽいワームはマスバリで使用することが多いですが、アビ35はオフセットフックで使うことが推奨されています。

そんなアビ35におすすめのフックが『ホビット #2(リューギ)』です。

また、沈む虫パターンが有効な時はノーシンカーでデッドスローにフォールさせますが、エビパターンの場合はネイルシンカーを入れて使用します。

江口プロが使用しているネイルシンカーウェイトは0.3gで、状況に応じて0.6gまでは重くするそうです。

飛距離を稼ぐことができるアビ50には遠投先でもガッツリ掛かってくれる『ダブルエッジ #3/0(リューギ)』がおすすめです。

ネイルシンカーを入れる場合は0.3~1.3gまでがおすすめです。

ネイルシンカーを入れる位置

アビシリーズにはネイルシンカーを挿入するための”ネイルホール”が設けられています。

なので、ネイルシンカーを入れる場合は、まずネイルホール部にフックを使ってネイルシンカーの通り道を作り、そこに挿入します。(なるべくボディと水平になるように挿入します。)

江口俊介 タックル

江口俊介 高比重ワーム タックル

ロッド : グラディエーターマキシマム GX-59XLS-AS(レイドジャパン)
リール : ルビアスエアリティ LT2500(ダイワ)
ライン : スーパーライトPE 0.4号(東レ)
ルアー : アヴィ35(レイドジャパン)

江口俊介 高比重ワーム タックル

ロッド : グラディエーターアンチ GA-611MLS-ST(レイドジャパン)
リール : ヴァンキッシュ 2500S(シマノ)
ライン : スーパーストロングPEX8 0.6号(東レ)
ルアー : アヴィ50(レイドジャパン)

アヴィ50 スペック&カラー

アヴィ50 スペック

Quantity : 6pcs.
Price : 800yen(W/O TAX)

アヴィ50 カラー

020. DARK CINNAMON BLUE FLK

022. AMEZARI

026. DOBAMIMIZU

047. GURIPAN CHART NEO

049. SMOKY PEARL

056. ORANGE PUNCH

058. CO EBI

059. CO ZARI

 

 

アヴィ50 まとめ

・アヴィ50は飛距離が出る。

・逆刺しすると”バックスライド”する。

・順刺しセッティングでは”水平フォール”してくれる。

・誘うパーツがたくさん付いており、フォールからズル引きまでしっかりと誘ってくれる。

 

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